頑張ってほしい農水省後輩たち
・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の政治・行政論(44)
〈農林水産省法経職〉
年に1回、自分は農林水産省の職員だったのだと思い返すときがある。農水省キャリア事務官の名簿が送られて来たときである。かつては「農林水産省法経学士名簿」として、農水省大臣官房秘書課(秘書課は人事課と同様。省庁によって秘書課のところと人事課のところがある)から送られて来ていた。私の本棚には2008年(平成20年)までの「農林水産省法経学士名簿」があるが、翌年以降はない。そう、2009年、民主党に政権交代となってからは、税金使って名簿なんか作るなとなったからだ。現在もその名簿はないのか復活したのかわからない。今届いているのは「農林水産省法経職OB名簿」で、当該OB何人が事務局として費用を徴収して作成したものなのだ。

〈遅ればせながら送金〉
このOB名簿、11月に届いていたのだが、11月はインフルエンザ患者とインフルエンザワクチン多数で多忙だったため、封も開かず書類の奥に置きっぱなしにしていた。12月になってややヒマになって開けて見て、名簿作成・送付の実費1500円を送らなければならないことを知ったのだ。いやぁ~申し訳ない。面倒な仕事してもらっているのに、早速お送りします。

〈若手農水省OBの政界での活躍を〉
OB名簿に付されたレターで「私どもの一員」として以下の3人について記述されていた。
鈴木憲和氏:農林水産大臣(衆議院議員)平成17年入省
福田かおる氏:文部科学大臣政務官(衆議院議員)平成20年入省
横田美香氏:広島県知事 平成7年入省
最も年上の横田氏でも、私が退官して6年後に入省した人だから、若いこれら3政治家とはもちろん面識はない。面識のある農水省事務官後輩の政治家といえば、(私の年齢に近い)現愛知県知事の大村秀章氏と元農水大臣の赤城徳彦氏がいるが、今回の3人は、当然のことだが、若いねぇ・・・。まぁ、鈴木大臣なんかコメ問題でメディアによく登場している。3人中2人が女性というのも、女性初の首相をいただく現代日本に対応しているような気がする。3人とも頑張ってくれ、同じく農水省キャリア事務官を若くして辞めて政治家ならぬ医学生になった河辺啓二は応援していますよ。


