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日本人はブレやすい国民か

2010.07.21

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・・・・・・・・河辺啓二の政治・行政論(5)

<参院選民主党敗北-菅首相の「英断」は拙速だったか>

先の参院選選挙で民主党は大敗したと評されている。つまり、「新政権夏の陣」は民主党の敗退に終わった。敗因の第一位に挙げられているのが菅首相の消費税10%発言とされている。選挙前に不利となるのが当然な増税発言の意図は何だったのか。「癒着」している財務省の意向が働いたのか。「ライバル」の自民党が消費税10%と既に言っているので同じ税率なら大丈夫と考えたのか。

消費税に言及しないで、ぼかしながら選挙戦に入っていたら過半数議席を取れていた可能性は高い。もちろん、敢えて言及した首相の「英断」を評価する声もある。

〔民主党・自民党以外の党は、消費税増税しなくとも財源はあると言い張っている。いったいどっちなのか。ただ蓮舫議員がその名を轟かせた事業仕分けでも、今のところ「捻出」できた金額は、現在の国家財政から見れば「焼け石に水」程度だろう。(増税しなくても)財源があるのかないのか、埋蔵金はまだまだあるのか、真相はいまだ闇の中のようだ。〕


<今さら自民党?>

それにしても、日本国民の声の変動の大きさは何なのだろう。昨年夏のあの狂気じみた「民主党フィーバー」、「猫も杓子も民主党に投票」からわずか10か月でほとんど豹変だ。あのとき比例の下位で(数合わせ程度に立候補して)まさかの当選をしてしまった人たちが、この10か月間どのような議員活動してきたのか、全く見えて来ない。マスメディアも、そのときだけ取り上げたが、以後全く報道されていないようだ。

首相が交代した直後の支持率急上昇、支持率高いうちにやってしまえとばかりに、国会法案審議もそこそこに参院選挙突入させ、かの消費税発言でやや失速する中、投票開票、そして与党敗戦。(←この過程に、「格調の高さ」は微塵もない。)

自民党政権約50年の負の遺産を引き継いだ民主党への同情は乏しいようだ。民主党の目玉政策・財源根拠の薄い「こども手当」「高速道路無料化」「高校授業料無償化」などへの期待感の減少もあるが、もっと大きいのは、「カネと政治」問題、普天間問題であり、わずか10か月で、国民は「元の恋人」自民党によりを戻そうとしているかに見える。

あれだけ自民党、そして民主党に国民は失望したのだから、他の政党の当選者が急増するかと思いきや、みんなの党が健闘したくらいで、既存の他党も新政党も、無議席~わずかな議席数しか確保できなかった。

鳩山前首相が「発言がブレる」と叩かれまくったものだが、日本国民の有権者もブレているような気がする。あの、沈滞し、多くの大物議員が脱走した自民党に、今さら何を期待してあんなに票を入れたのだろう。昨年、あんなに民主党に惚れていたのに。


<消極的選択投票続きでいいのか?>

私は、みんなの党以下他の政党の得票数が伸びるのではと期待していたが、それは見事にはずれた。既存政党で歴史のある社民党も共産党も伸びない。「次期総理への国民期待人気ナンバー1」だった舛添要一氏の政党も、結局は不人気だった。なぜ、日本の有権者はもっと多くの政党に分散して投票しないのだろうか。

昨年の「民主党フィーバー」も、自民党でない政党に一度政権とらせてみてはという消極的選択だった。今回のみんなの党躍進も、自民も民主もあかんから他の政党で最もまともそうだと思って票を投じた人も多いのではないか。つまり、これも消極的選択投票といえる。

こんな消極的選択投票ばかりで日本の政治が動いていていいのだろうか。もちろん、外国に目を向ければ、北朝鮮のような問題外の国家もあるし、欧米各国の政治・政治家が日本に比べずっと素晴らしいかというと疑問符がある。まだ、日本は、マシなほうな国家なのだろう。
〔最近、豪華な衆院議員会館が完成したこともあって、国会議員数削減論が出てきた。国家公務員数削減だけでなく、こちらに、国民・メディアの目がやっと向けられ始めたことは大変喜ばしい。〕