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記事一覧

日本語の発音の「安全性」

2020.06.14

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(34)
〔日本人はコロナにかかりにくい?〕
欧米に比べ、日本人の新型コロナウイルス感染による致死率が低い理由がいろいろ議論されている。強力な法的規制もしていないのに、「お上(かみ)に従順な」日本人は外出自粛など感染防止策を行って感染率を低くしていることに他国は驚くが、低い感染率のみならず低い死亡率が注目されている。
日本人が感染しにくい原因として、いくつか挙げられている。
まず、生活習慣の違いだろう。
挨拶は、お辞儀が普通で、握手なんてよほど何かに感動でもしないとしないものだ。(今後、欧米でも握手が廃れてお辞儀が挨拶の主流にならないかしら)
ハグなどのスキンシップは、親子とか恋人間とかよほど親密な間柄でなければ行われない。
〔欧米人に乏しい衛生意識〕
日本人は綺麗好き。欧米人はあまり手を洗わないらしい。その理由を欧州旅行で見聞きした経験を踏まえて推測する。欧州に行ったとき、ガイドさんから「こちらでは水は貴重です」という話を聞いたことがある。だから、比較的多雨で水源涵養の森林に恵まれた我が国において、水道の水をふんだんに使っている日本人は「水はタダ」という意識が強い。だからちょっとした手の汚れでも手洗いする。
もう一つ、思い出すのは「欧州人の膀胱は大きい」という話だ。彼らは日本人より膀胱が大きいらしく、トイレに行く回数が少ないらしい。例えば、小学生が、朝に学校に行って、午後に帰宅するまで一度も学校のトイレに行かないことは珍しくないと。日本人の小学生ではちょっと考えられない。つまり、トイレに行く回数が少なければそれだけ手を洗う回数も少なくなるのは当たり前だ。日常においてトイレで過ごす時間が長い日本人だからこそ世界に冠たる清潔で優れた機能を有するトイレ(風呂も)文化が生まれたことは想像に難くない。
日本人の綺麗好きは世界トップレベルだろう。海外のレストランで食事前に持参したウェットティッシュで手を拭いているのは日本人くらいかな。
〔「土足」に対する意識の差〕
室内は土足ダメという文化もセイケツ日本人らしい。靴底に付着した細菌・ウイルスを室内に持ち込まないことも、感染率上昇阻止にある程度寄与しているようだ。欧米人は、室内土足が平気だ。日本のホテルでも、よくベッドに白いシーツの上に色つきの細長毛布が横たわって掛かっている。外人さんの土足の足置きらしい。もちろんそんな習慣のない私は即座に当該毛布は取っ払う。外国のホテルには室内履きがないので、国内ホテルで持ち帰られる室内スリッパを必ず持参するようにしている人は多いことだろう。
昔、医学生のとき、アメリカの病院見学ツアーに参加したときのことを思い出す。いくつかのグループに分かれてホストファミリーを訪れた際に、そこの娘さんが広い庭を裸足で駆け回ったり、そのまま室内のベッドの上に横になったりを繰り返しているのを見て驚いたものだ。もちろん庭は泥でなく、芝生だったが、衛生感覚に超寛容な米国人らしさを感じた。
〔マスク禁止法〕
習慣といえば、日本人はマスク好き国民であることも欧米と著しく異なる。風邪、インフルエンザの多い冬期のみならず、花粉症の多い春期もマスク姿は全く違和感のない国民である。欧米人はそんな習慣がない。というよりマスクしてはならないお国柄らしい。
以前、オーストリア旅行中やや風邪気味だったのでマスクをしようとしたらガイドさんから「マスクは禁止になっています」と諫められ驚いたことがある。「覆面禁止法」というのがあって、民主主義国家である多くの欧州諸国(米国の多くの州も)で公共の場所での顔面被覆が禁じられているのだ。顔を隠して行われる犯罪やテロの抑止のためらしいが、マスク大好き日本人にはちょっと考えられない。
さすがに新型コロナで欧米でもマスク姿が普通になった。
〔諸説あるが・・・〕
他にも、日本人は肥満が少ないことが挙げられている。
2019/09/01付けブログ 「超資源大国」アメリカは「超肥満大国」でもある
で述べたようにアメリカの肥満率はすごい。少なくともアメリカ人の死亡者の多さは肥満が関与していることは概ね明白なような気がする。
ノーベル賞医学者の山中教授が指摘して有名になったのがBCG説。確かにBCGをしている国としていない国との間の差は歴然としている。
そもそも人種的DNAの違いも原因であることも否定しづらいであろう。
そこで、以上の原因説よりマイナーな意見で一部の識者から発せられるものだが、私も同調する見解を紹介しよう。
〔日本語の発音の「安全性」―日本語は感染しにくい言語?〕
日本語は、欧米諸国の言語より飛沫が飛びにくい、すなわち感染しにくい言語だという意見だ。
①有気音・無気音
有気音とは、p・t・kの破裂音の後に母音が来ると、息が激しく吐き出される音だ。息を出すときウイルスを含む飛沫が飛び出すことは概ね間違いない。ところが、日本語のp・t・kは息を吐き出さない無気音として発音される。特に、p音、すなわちパ行音は外来語か擬声語・擬態語くらいにしか使われていない。しかし、英語等欧州言語にp音は非常に多い。私が少々勉強したフランス語では、否定を表す場合、他言語ではnotとかnichtとか一語でよいのに、仏語では「ne・・・pas」の2語で否定したいものを挟むという文法がある。日常的に否定表現は夥しく使われるものだから、p音で夥しい飛沫が話相手の顔に飛んでいるのではないだろうか。
とにかく日本語はあまり大きく口を開かず、口の中で籠もってややモゴモゴとした発音でも通用する(だから腹話術しやすい言語だと言われているらしい)。私たちが外国語を初めて学んだときを思い出すと、思いっきり口を開けたり尖らせたり(wの音など)したものだ。「p・t・k+母音」の発音を激しく息を吐き出すようにと教わったことが思い出される。
②TH音
ある説によると、上下の歯で舌を挟む「th」音(初めて英語を学んだ中学1年のとき珍しがってよく練習したものです)も結構飛沫が飛ぶらしい。私の知っている範囲内では、この「th」の発音(「ス」に聞こえる)は英語だけだ。他の欧州言語では、だいたい「th」のスペリングは「トゥ」音である。肥満とこの「th」が、USAを世界一の感染大国にしてしまったのか?
③ノドの奥からの「ハッ」
これは、ドイツ語やフランス語を学んだ私の個人的見解だが、ノドの奥から思いっきり「ハッ」という音がある。ノドの奥でうがいするかのような音で、もちろん日本語にはない。このような音を発する際に多くの飛沫が飛んでやしないか。
ドイツ語の「ch」で、「doch」とか「noch」とか頻繁に使われる単語中にある。日本人に分かりやすく言うと、あの音楽家バッハの「ハ」の音だ。この「Bach」は固有名詞だが、一般名詞「Bach」(独語では名詞は大文字で始まる)は小さい川を意味する。だから、バッハは「小川」さん。
我々日本人にとってドイツ語より発音の難しいフランス語。英語でも「r」と「l」の違いに一苦労と言われるが、仏語の「r」は英語の「r」と全く異なる。ノドの奥から吐き出すような音だから「merci」は「メグスィ」に、「rapid」は「ハピッド」に聞こえる。

さようなら川崎先生、そして渡部建

2020.06.13

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の社会論(29)
〔カワサキディズィーズ〕
あの川崎病の川崎富作先生が逝去された。御年95歳。さすがにこの頃は「川崎病は川崎市から出てきた公害病」なんて思っている人はいないだろう。日本の高度経済成長期には、水俣病とか四日市ぜんそくとか地名の付いた公害事件が次々と発生し、「川崎病」も工場の多い神奈川県川崎市に由来する病気と勘違いされることもあった。「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)」といって、主として乳幼児にみられる原因不明の急性熱性疾患で、主に皮膚、粘膜、リンパ節等が冒される疾患である。最近は、海外で新型コロナ感染後に川崎病に似た症例が出てきて話題になっている矢先の訃報であった。発見した人名を冠した病名は多数あるが、殆どが欧米人の名前。日本人の名が付いた病名は僅かでこの「カワサキディズィーズ(Kawasaki disease)」が最も世界的に有名な日本人名疾患だと言って過言ではないだろう。
私自身、開業後小児も診てきたが、この20年強で数人程度、川崎病患児を総合病院に紹介して入院治療してもらっている。
〔なんと川崎先生と肩を並べて〕
実は、私は川崎先生と肩を並べて受講したことがあるのだ。たしか、大学3年か4年か、本郷の専門課程に入った後「免疫学」の講義があった。最初の講義のときに「皆さんと一緒に講義を聴きに川崎富作先生がいらしています」と担当教官から紹介された。「お~、あの川崎先生だ」と学生たちは一様に驚いた。最新の免疫学を勉強するため、受講されるとのこと。当時で六十歳代後半。既に40歳くらいで川崎病を発見し世界中に知られ、まさに功成り名を遂げた大先生が二十数歳(私は除く)の医学生に混じって講義を受けるというのだ。その真摯さ、謙虚さには頭が下がる思いだ。その風貌は知的な好好爺という感じだった。私は「おじさん医学生」だったため、他の年寄り同級生と一緒に最前列の席に座るようにしていた。したがって、当然最前列に座られる川崎先生とは同じ並びの席だったのだ。「私は、あの川崎先生と肩を並べて勉強していたんだぞ~」というのが私の自慢(笑)。
〔渡部建は芸能界引退へ〕
 全く話が変わる。アンジャッシュの勘違いコントは実におもしろかった。私の大好きなコントだ。実によくできていると新作を見る度に感心していた。しかしながら、今回の病的とも思えるような渡部建の不倫騒動を見るに、いくら才能があっても、かつての島田紳助のように芸能界から引退すべきだろうと思う。道徳観がなくてもおもしろければいい、というワケにもいかないだろう。彼の見事なトークとアンジャッシュの勘違いコントが見れなくなるのは寂しい気もするが、日本社会の秩序・道徳を維持するにはいたしかたない。
〔「美人税」は秀逸の作〕
 佐々木希という美人女優は、4年ほど前のフジテレビ『世にも奇妙な物語』の中で初めて認識した。美人であるがために税金を払わせることになってしまう『美人税』という物語だ。コンビニで買い物をすると設置されたカメラで美人度を査定し税率が美人度によって変わるというものだ。実におもしろい「奇妙な物語」であった。

米国、WHO脱退

2020.05.31

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の政治・行政論(34)
業を煮やしたトランプ大統領が、遂に世界保健機関(WHO)脱退を表明した。米国民10万人以上の生命を奪った新型コロナウイルスの張本人の中国に牛耳られて(操られて)いるWHOの組織改革を要求するも黙殺されたことに激高したのだろう。もちろん、国内世論に配意した政治的思惑があるのだろうが。
先日、ネットで実に痛快な風刺画を見つけて思わず笑ってしまった。合成写真のようだが、実によくできている。ひらがなで「てどろす」という名札を付けた腹話術人形を操作する超大物政治家の「絵」である。「てどろす」ちゃんはいつもの我鳴(がな)っているような表情、巧みに操る習さんはいつものようにディズニー人気キャラクター風貌で冷静沈着。背景は日テレ「笑点」の舞台のような・・・。
ちなみに、かつての満州国政府などを指した「傀儡(かいらい)政権」の傀儡とは操り人形のこと。

「DO RE MI - Covid 19 version」でコロナ予防 

2020.04.23

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のパロディー(6)
ONE SUNNY DAY IN MARCH 2020
(2020年3月のある晴れた日に)
―――――――――――――――――――――――――
〔先生歌う〕
♪Let's start at the beginning
A sore throat, a cough in Wuhan
And in no time at all, there were 1,2,3
And one went on a plane ― took it overseas overseas overseas
And that's how pandemics get started, you see
Woe is me Woe is me
Now we've got Covid-19
(そもそも、始まりは、中国・武漢のノドの痛み、咳でした。
それは、あっという間に飛行機に乗って海外に、海外に、海外に・・・。
で、ご存知のとおり、このようなパンデミック(世界的流行)が始まったのです。
今や、私たちは苦境のどん底です。新型コロナウイルスによって。)
〔先生話す〕Oh, let's see if I can make it easier
(あら、もう少し分かりやすくしましょう)
〔先生歌う〕
♪Do not fear ―but please stay here
Stay at home now, everyone
(怖がらなくていいのよ。でも、皆さん、ここにおウチにいてね)
We must wash and clean things well
Cars?No long trips just for fun!
(何でもきれいに洗いましょう。車?楽しみの旅行はお預け、ダメです)
Don't let Covid virus spread
Isolate yourself at home
See your friends online instead 
(コロナウイルスを拡大させてはなりません。お家に一人でいてください。お友達とはオンラインで会いましょう)
That's the healthy way to go oh oh oh
(このように行動変容することが健康維持の方法なのです)
―――――――――――――――――――――――――
〔子供たちも一緒に歌う〕
♪Do not fear ―but please stay here
Stay at home now, everyone
(怖がらなくていいのよ。でも、皆さん、ここにおウチにいてね)
We must wash and clean things well
Cars?No long trips just for fun!
(何でもきれいに洗いましょう。車?楽しみの旅行はお預け、ダメです)
Don't let Covid virus spread
Isolate yourself at home
See your friends online instead 
(コロナウイルスを拡大させてはなりません。おウチに一人でいてください。お友達とはオンラインで会いましょう)
That's the healthy way to ・・・・・
(このように行動変容することが健康維持の方法・・・・・)
―――――――――――――――――――――――――――――
♪Do not fear ―but just stay here
Time to all self-isolate
(怖がらなくていいのよ。でも、皆さん、一人ずつ分かれて過ごしましょう)
Wash your hands, use lots of soap
Don't go further than your gate!
Social life must stay online
Keep 2 metres clear of me,
Watch TV, drink lots of wine
(たくさん石鹸を使って手を洗いましょう。家の門より外に出ちゃダメ。人と会うなどの社会生活はオンラインで。他の人とは2メートル以上の間隔を保ちましょう。家でテレビを見てワインを飲みましょう)
That will kill Covid-19!
Cough in your elbow, wash your hands with soap!
(このようにしていれば新型コロナウイルスを退治できます。
肘を口に当てて咳をしましょう。石鹸で手を洗いましょう
・・・・・・・・・続きはアタマへ

パロディーでコロナ対策学習

2020.04.19

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のパロディー(5)
前回、尾藤イサオの「悲しき願い」や郷ひろみの「2億4千万の瞳」―Epidemic JAPANのパロディーで個人的ボヤキを発したが、外にも(やはり古い歌だが)いくつか替え歌を口ずさみたくものがある。
●松田聖子の「Eighteen」のサビ・・・
「♪恋するハート 私はEighteen」
→「♪武漢ハツの COVID19」
●ピンクレディーの「モンスター」のラストの部分・・・
「♪モンスター もうお前はやさし過ぎて
モンスター ぼろぼろなのね
モンスター この私の可愛いひと
モンスター おやすみなさい
モンスターが来たぞ モンスターが来たぞ」

「♪クラスター もうお前は厳し過ぎて
クラスター 人殺しだわ
クラスター この私の恐れること
クラスター 発生しないで
クラスター消えろ! クラスター消えろ!」

などと曲全体をパロディー化したいなぁと思いつつ、悩んでいるところ、とてつもなく出来のよい海外の作品をネットで多数発見してしまった。私の出番などないなと痛感。気に入ったことは、私ら世代が好きな古い大ヒット曲のパロディーが多く、そして自らが大変上手に歌っている(演奏もあり)ことだ。彼らは素人?素人にしてはうますぎる。プロかなぁ。YouTubeで「Covid 19 version」検索すると実に面白い替え歌がどっさり出てくる。
 印象に残るものを以下に示す。
●ビートルズ
I Want To Hold Your hand 
→I Gotta Wash My Hands!
手洗い20秒以上が主張されている。若かりしビートルズの面々ソックリがおもしろい。
ビートルズといえば、やはりYesterday。このパロディーも楽しめる。
ビートルズ解散後の有名曲といえば、ジョンレノンのImagine、これもある。
●クイーン
Bohemian Rhapsody 
→Coronavirus Rhapsody
→Bohemian VirusRhapsody
大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」の人気いまだ衰えずか。複数のパロディーあり。特に7人が別画像で見事にハモるCoronavirus Rhapsodyの出来が素晴らしい。私個人としては2番目に推薦する作品だ。
●ビージーズ
Stayin' Alive
→Stayin' Inside
なるほど。「ALIVE」の代わりに「HOME」とすると、原曲の2音節が1音節になってしまうので、2音節の「INSIDE」にしたのかなぁ。
●ザ・ナック
My Sharona 
→My Corona
→Bye Corona!
→Goodbye Corona!
一発屋ナックの大ヒット曲だけに複数人が「カバー」している。
●サイモンとガーファンクル
名曲Sound of Silence のパロディー。タイトルは「Fight the Virus」
♪HELLO DARKNESS MY OLD FRIEND
→♪HELLO VIRUS FROM WUHAN(←武漢)
で始まり、
♪AND WHISPERED IN THE SOUND OF SILENCE
→♪WE WILL WIN THIS FIGHT THE VIRUS
で終わる。天才詩人ポール・サイモンの歌詞のパロディーだけに替え歌もすばらしい出来だ。
●アバ
Dancing Queen 
→Quaranqueen
Quaranqueenは、「検疫、隔離」を意味するQuarantineとQueenを合体させた造語のようだ。
●ローリングストーンズ
I Can't Get No Satisfaction 
→I Can't Get No Sanitizer
Sanitizerは、消毒剤のこと。
→I Can't Get No Disinfection
Disinfection は、消毒、殺菌のこと。
●「Frozen(アナと雪の女王)」の“LET IT GO”
これまで古い曲ばかりだったが、新しい曲としてはこの曲が使われている。
Let It Go 
→I Don't Know ― Med School
Med SchoolとはMedical School(医学部)のこと。動画では、医学部付属病院を舞台としているようだ。
●ドレミの歌
映画「SOUND OF MUSIC」 の超有名ソングだ。オリジナルの映画の画像・音楽に替え歌を溶け込ませている。内容的に、手洗い・咳エチケット・ソーシャルディスタンス・オンライン社交など、現在必要とされるほぼすべての予防策が盛り込まれており、これが私の推奨するナンバーワンパロディーである。
画面に表示される英文と私が訳した和文を示そうと思うが、かなり長くなりそうなので、次の回に回すこととします。

女性リーダーのほうが胆力あり 

2020.04.18

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の政治・行政論(33)
世界中の夥しい人々の生命、生活を奪い脅かし続ける新型コロナウイルス。まさに第三次世界大戦と形容されるほどになってしまった。初動を誤り隠蔽さえも行った中国政府や同国に大忖度した世界保健機関(WHO)トップは批判を免れないが、一方でコロナ対策で評価を上げた女性リーダーがいる。
まず、台湾の蔡英文総統だ。衛生福利部部長(厚生大臣に相当)が歯科医であるなど医療に詳しい政権であることもあり、新型コロナの重大性を見抜き、早々と中国本土からの入境を制限する等厳しい措置を徹底し、封じ込めに概ね成功、感染拡大を食い止めている。(早い段階から新型コロナの危険性をWHOに報告するも、中国に忖度するWHOに黙殺された。)マスクの生産管理対策も見事。どこかの国の小さな布マスク2枚配布政策とは大違い。
ドイツのメルケル首相も「東西ドイツ統一以来、いや第二次世界大戦以来の試練だ」など国民の心に強く訴えて人心収攬に成功。パンデミックに迅速に対応し、医療崩壊を防ぎ、欧州最大の人口を抱える同国において、感染者致死率をイタリア・スペイン等よりはるかに低く抑えている。
ほかにも、ニュージーランド、アイスランド、フィンランド、ノルウェーの女性首相も、効果的なコロナ対策を実施し、国民の支持を得ているらしい。
さて、ひるがえって、我が国だが、4月来日予定だった習近平に忖度して中国人入国制限が遅れた安倍首相のように、7月のオリンピック開催を断念し切れず、当初はややコロナ対応が遅れた感のあった小池都知事だが、最近の対応をみると首相より「胆力」ができている印象だ。
う~ん、蔡英文、メルケル、小池百合子・・・男性政治家より女性政治家のほうが「胆力」があるのではないか。

朝日新聞「天声人語」に引用されました

2020.03.27

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(33)
「3月24日の「声」に掲載された河辺さんの投稿から明日「天声人語」に引用があります、名前は出ませんが」と、朝日新聞から26日夕方連絡を頂いた。「天声人語」といえば、朝日新聞のいわば「看板」、私は「光栄です」と答えたものだ。テレビで言えば視聴率のような「読まれる率」は、「天声人語」は朝日新聞の全記事中トップクラスではなかろうか。何万もの人に読まれたのかなぁ。

にっくきコヴィッドナインティーン(COVID19)-EPIDEMIC JAPAN

2020.03.26

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(32)
〈終息どころか収束のメドも・・・・・〉
2020年=令和2年は東京オリンピックもあるし、よい年、楽しい年になるのでは、という年初の期待は見事に打ち砕かれた。にっくき新型コロナウイルス-COVID19(coronavirus disease nineteen)-によって。
 同じ「しゅうそく」だが、現状だと「終息」ははるか遠く、「収束」のメドも立たないのではないか。ワクチン、治療薬がいつかはできるとしても、現在のインフルエンザのような検査や治療が、しかも保険適用されて町医者レベルでできるような状態になるには1年、2年かかりそうな気がする。なお、既存の治療薬で効果のあるものがいくつかあるとされており、とりあえず、それらに期待するしかないようだ。
〈そもそもは発生源の武漢当局の隠蔽〉
あぁ、武漢政府が、地元の眼科医・李先生の情報を昨年12月の段階で真摯に受け止めていてくれていたら、こんな事態にはなっていなかっただろうに、と武漢当局に対し憤懣やる方ない(今さら英雄視したって遅いわい!)。米国のトランプ大統領に「コロナウイルス」でなく「中国ウイルス(Chinese Virus)」or「武漢ウイルス」呼ばわりされて中国政府が怒っているが、仕方ないだろう。
〈日本も水際対策で失敗したし・・・・・〉
我が国政府も、水際対策で失敗したといえよう。例のクルーズ船における水際対策は、世界からかなり批判された。ただ、麻生さんの言うように、船籍の英国が全く登場していないことに強い違和感を抱かざるを得ない。
ただ、発生源である中国の人たちを速やかに入国制限しておけばこんなに日本で感染拡大はなかっただろう。4月の習近平来日の予定で、中国に「気兼ね」して強い制限をしていなかったため、北海道の雪まつりに万単位の中国人が来たことと、北海道の感染者数がその人口に比して非常に多いことと無関係には思えない。しかし、若き道知事のリーダーシップで東京より感染拡大が抑えられている印象だ。
〈誰のせいでもありゃしない、みんな〇〇が悪いのか♪〉
とはいえ、WHOのテドロス事務局長が中国に大忖度して「パンデミック(世界的流行)」表明―緊急事態宣言が遅れたし、イタリアの感染爆発だって中国の「一帯一路」政策で夥しい中国人がイタリアを往来したためであることは明白だし、上記に述べた「嘆き節」を総括すると、♪誰のせいでもありゃしない、みんな〇〇が悪いのか~♪(尾藤イサオ「悲しき願い」―アニマルズ版が有名)と歌いたくなる。
ついでに、歌いたくなるといえば、郷ひろみの「2億4千万の瞳」。
♪億千万、億千万♪→♪うつるぞ、うつるぞ♪
♪エキゾチック・ジャパン♪→♪エピデミック・ジャパン♪
              ♪パンデミック・ジャパン♪
う~ん、「パンデミック」は世界的な大流行だから「パンデミック・ジャパン」というのはやはりムリがあるか・・・

二重苦の開業医

2020.03.25

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(31)
私たち医療界の末端にいる町医者は、新型コロナウイルスによる二重苦に苛まれている。まず、日常の診療においてウイルス感染の患者さんに接しているかもしれないという恐怖がある。無症状でも感染力がある可能性があり、ましてや医者にかかるのは体調不良者が多いから感染者の可能性が上がる。「37.5度以上4日間」云々で保健所に電話しても、多くは近所等の医者にかかるよう指示されるらしい。「接触者外来」のある病院が手一杯という事情があるからしかたないのだろう。
次に、診療所経営上の厳しさだ。私たち個人医院は、大きな公立病院と違って風評被害に晒されやすい。現に、つい最近のことだが、近所の保育園の保育士さんの感染が公表されたら、私の診療所にかかったことがないにもかかわらず、当院にかかったというデマがあっという間に流れ、当院の患者数は激減している。隣町のM医院の先生らがクラスター感染となり休診となっているが、医師や職員が感染者でなくとも感染した患者さんが一度でも受診していると聞くと多くの患者さんはそこの医院を避けようとするのだ。
行政は私たちを助けてはくれない。軽度の体調不良ながら責任感から往診等をしていたM医院の医師を知事は「誠に遺憾」と非難した。既に、発熱者の受診を拒否している町医者もいるという。今後同様の対応をする個人医院が増える可能性がある。まさに「地域医療崩壊」だ。
行政が、発熱者等当該ウイルス感染疑い専門の外来を臨時的に設置できないのか。感染リスク、経営リスクに晒されている私たち末端の医療者を行政は助けてくれないのか。
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以上の文章を朝日新聞「声」の投稿したところ、採用の運びとなり、字数オーバーなど修正されて、3月24日に掲載された。

新型コロナウイルスで中国の体制は変わるのか

2020.02.09

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(30)
〈新型ウイルスの衝撃〉
大変な事態になってきた。2002~2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)、2009年の新型インフルエンザの流行のときでも、これほど、マスク不足、アルコール消毒液不足で困ったことがあっただろうか。
感染源は、中国武漢市の「海鮮市場で売られていた野生動物」らしい。特にコウモリが疑われている。世界保健機関(WHO)の専門家は、コウモリが発生源となった可能性が高いとしている。そういえば、SARSとMERS(中東呼吸器症候群)のときも、コウモリが発生源と考えられ、どちらも人間が感染する前にハクビシンなどで広まったと考えられていたらしい。
1980年代、昔エイズ(HIV)が世界中を震撼させた際に、同性愛の性行為から発生した、同性愛という「不自然な行為」が神の摂理に反したためではないかという意見があったが、今回も(家畜動物でなく)野生動物を食べるという「不自然な行為」が神の怒りを買ってこのようなウイルスを発生させて人類を懲らしめているようにも思える。
〈武漢市当局-中国政府の重罪〉
そもそもは、発生源の中国武漢で初期対応が悪かったことが感染拡大の主因と言っても過言ではないだろう。せっかく真摯な医師(つい最近当該感染で死亡)が昨年末に新型コロナウイルスの感染拡大について警鐘を鳴らしていたのに、「デマ」と決めつけて処分してしまうという当局の体質が問題なのだ。今になって、中国政府は彼への哀悼、評価を示しているが、「何を今さら」と腹立たしい。中国国民も政府への批判を高めているが、当然だろう。今回のことを契機に、現在の「物言う者は潰される」という体制にメスを入れてもらいたい。国民に圧政を強いる秦王朝を倒す源流となった、紀元前209年の陳勝・呉広の乱とまでもいかないまでも・・・。
〈「超大国」となった中国〉
13億人という、日本の10倍以上の人口とレアメタルなど豊かな地下資源を武器に、経済力・軍事力ともに米国に次ぐ「超大国」になった中華人民共和国。共産党という一党独裁で、経済は貧富の差の大きい資本主義社会である。しかし、ノーベル賞受賞者は乏しく、中国の基本的人権確立に尽力した(要するに体制批判した)劉暁波の平和賞が目立つくらいだ。周囲のウイグル、チベットなど他民族を弾圧、支配し、そして巧妙に懐柔している。もともと内陸国家だったはずが、南シナ海ばかりか、尖閣諸島にまで領有権を主張し、拡大膨張する海洋国家とも言い表せるほどだ。ほかにも、海底資源のある北極海に勢力を伸ばしているし、人口や地下資源で経済的可能性の高いアフリカ諸国も掌中に入れようとしている。
〈WHOの忖度〉
その「公害」が露呈したのが、WHO(世界保健機関)のトップであるテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長の緊急事態宣言の遅れだ。エチオピア人の彼は、中国にまさに「忖度」して、徹頭徹尾中国を露骨に擁護している。中国のご機嫌を取って自国の国益を損なわないことのほうが世界の人々の健康より重要ということなのだろう。開いた口が塞がらない。
〈隣国と付き合うことの難しさ〉
中国と日本の関係は、韓国と日本のそれもだが、難しいものだ。何しろお隣さんで歴史的にも付き合いが長い。そもそも、われわれ一般人でも隣人とはトラブル(境界、騒音など)が起きやすいものだ。むしろ、遠く離れた人とのほうが―日本とヨーロッパの国々との関係のように―有効関係が保ちやすいものだ。2012年に中国で起きたクレイジーな破壊行為満載の反日運動が思い出される。しかしながら、ここ何年か上海や北京を旅行して思うのは、(韓国人もそうだが)中国人そのものの人柄は、日本人とあまり変わらない、別にフツーなんだなぁということ。いつも痛感するのは「どこの国の人もいい人と悪い人の比率は変わらない」・・・日本人でも変な奴もいるしなぁ・・・。とはいえ、中国も韓国も、あまりにも日本を悪者にする教育は勘弁してほしいものだ。(現在、ベストセラー「反日種族主義」を読んでいるところ)
〈予防は免疫力維持向上しかないか〉
 さて、日本での感染拡大は依然とどまる気配がない。治療薬やワクチンの開発実用化は当分先の話だろう。マスク、手洗い等の自衛策は、TV等で随分喧伝してくれている。そのせいか、今年のインフルエンザの患者が例年よりかなり減少している。新型コロナウイルスもインフルエンザも予防策は同じだろう。手洗い等は、ウイルスが体内に入らないようにするためだが、仮に入ったとしても、抵抗力―免疫力が強ければ、当該ウイルスを退治できる。風邪もインフルエンザも殆ど罹ったことがないという人がいるが、こういう人はとても免疫力が強い身体を有している。高齢者や糖尿病等の持病がある人が新型コロナウイルス感染で肺炎を起こし重症化しやすいと報道されている。要は、免疫力の強さが勝負となる(一般的に糖尿病患者は免疫力が弱く感染症に罹りやすい傾向があるのは確かだ)。したがって、ありきたりな方法だが、免疫力を維持向上させるため、以下のことに留意しなければならない。
❶栄養バランスのとれた食事
糖質・脂質・蛋白質・ミネラル・ビタミンなどの栄養を偏らずバランスよく摂ること。
ちなみに、私は、納豆、ヨーグルト、亜麻仁油、オリーブ油は毎日摂取し、トマト、玉ねぎ、キャベツ、キノコ類、海藻類、生姜、ニンニク、果物など「健康によさそうな」食材を努めて摂るようにしている。
❷適度な運動の習慣
 過度な運動は身体を傷つける可能性があり、アスリートでない中高年は、ウォーキングなど適度な運動習慣が重要。
❸休養不足、睡眠不足にならないこと
 ある研究では、睡眠7時間の人が最も長寿だとか。ただ、個人差(個体差)があるので、一概には7時間がベストとは言えない。レム睡眠・ノンレム睡眠の周期が1.5時間とすれば、1.5時間×4~5と考えると、6時間~7.5時間くらいがいいのかなぁ。
❹規則的な生活習慣
 概日リズム(サーカディアンリズム)―体内時計が生命活動にあることを踏まえれば、不規則な生活が身体に悪影響することは明らか。就寝時間、起床時間、食事の時間など概ね一定にするほうが免疫力維持に資するだろう。
❺メンタリティーの安定
精神状態と身体状態は不可分であることは明白であり、強い精神的ストレスは免疫力を弱体化するだろう。現に、ガン細胞を攻撃してくれるNK(ナチュラルキラー)細胞がメンタルストレスで減弱することが証明されているらしい。
まぁ、要するに、生活習慣病の予防・治療のための方法と同一と考えていいだろう。(もちろん、「タバコはゼロ、アルコールは適量」は言うまでもない)

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