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記事一覧

語彙・読解力検定で朝日新聞に載る

2015.09.23

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の勉強論(9)

昨年受かった「語彙・読解力検定」1級のことで朝日新聞から電話があった。同新聞夕刊に合格体験記を掲載したいと。快諾して載せていただくことに。
実際に掲載誌を見ると時の宰相と並んで写真が掲載されていたので思わず笑ってしまった。久しぶりのマスメディア登場(夕刊とはいえ)である。大して(漢検のように)受験勉強をしたわけでないだけに忸怩たるものがないわけではないが・・・。

今夏の「戦争モノ」を観た感想

2015.09.01

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ論(9)

毎年、8月は、いわゆる「戦争モノ」のTVドラマや映画を観てしまう。今年、観たものでは、映画1本、TVドラマ2本が印象に残る。
まず、映画だが、『日本のいちばん長い日』は、日本人として観なくてはならないという義務感もあって観賞した。かなり史実に沿っていたと思うが、映画というエンターテインメント性からいえば、『永遠の0(ゼロ)』ほどの面白さはなかった。ネットで「字幕があるとよかった」という意見があったが、確かに現代日本語であまり使われない言葉が多々ある上に、激高して大声で話すシーンが多く、聞き取り・意味把握困難なことがあったのが残念。『永遠の0(ゼロ)』のような戦闘シーンもないのも、少し寂しい感が・・・。まぁ、かつて「ナイナイナイ~」と歌っていたイケメン・モックンが昭和天皇役を上手に演じていたのはよかったが。
TVドラマでは、二夜連続で放映された「レッドクロス~女たちの赤紙~」(TBS)は、なかなかよかったと思う。松嶋菜々子演じる主人公が、第二次世界大戦中に戦場に赴いた従軍看護婦の女性で満州事変から朝鮮戦争までの間の彼女の生き様を中心に描かれていた。印象的だったのは、軍医役の笑福亭鶴瓶だ。鶴瓶らしさを保ちながら名演していた。ドラマでは、日本人も中国人も、いい人もいれば悪い人もいるということが表現されていたと思う。
もう一つは、『妻と飛んだ特攻兵』(テレビ朝日)である。昭和20年8月15日の玉音放送から4日後、8月19日の満州で、特攻隊員である夫と共に、戦闘機に乗って飛び立った妻(堀北真希)がいた。なぜ、終戦の4日後に特攻作戦が敢行されたのか。なぜ夫婦で特攻機に乗り込んだのか、を描いている。こんな事実があったとは驚きである。
楽しめたこの2つのTVドラマの共通点は、8月15日の終戦の後に悲劇があったことだ。許されないのは、日ソ中立条約を一方的に破棄して攻め込んできた、当時のソ連の、日本人に対する非道卑劣な行為だ。特に、シベリアに抑留されて亡くなった何万人もの日本人及びその家族の無念さは計り知れない。ソ連→ロシアにこんなにもひどいことをされても、謝罪も賠償も要求しない、バカがつくほど「超お人良し」の日本。戦後70年経っても反日・抗日を国家の是としている中国・韓国との違いやいかに。

エアコンなしのドイツのホテル

2015.08.30

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の旅行記(4)

やっと、この夏、6年ぶりにヨーロッパ旅行ができた。前回はフランスだったので、今回はイタリア、イギリス当たりと考えていたが、仕事となかなか日程が合うものがなく、結局、ドイツ3泊・スイス1泊・パリ2泊のツアーに行くことにした。あれほどドイツ語を勉強したのに、ドイツに一度も行っていないのもナンなのでということもあった。

〈まいった、こんなに暑いのに冷房がない!〉
移動は観光バスで冷房はあったが、まさか欧州一の経済大国のドイツのホテルに冷房がないとは。これにはまいった。もちろん、どのホテルというわけではないが、ドイツ3泊のうちの2泊目のバートウィンズハイムという町のホテルには冷房が皆無。部屋もレストランもロビーもなし。聞いたところでは民家にもないらしい。おまけに、洗髪後、ドライヤーで乾かすも、あっという間に電源が消える。脱原発したドイツ流の省エネか?

〈ドイツの食といえばビールとソーセージだが・・・〉
そもそもドイツで美味しい食事など期待はしていなかった。本場ミュンヘンのビールといっても日本のビールほどうまいとは感じず。意外だったのは、ソーセージをあまり眼にしなかったことだ。ホテルの朝食ビュッフェで目に付くのは、ハムやベーコンが多種ということ。ソーセージは1種だった。

〈ヨーロッパの公衆トイレは覚悟と用意が必要〉
車窓から見えるドイツの畑はきれいに整えられている。日本の田園風景より美しいのかもしれない。だが、人間の排泄に関しては、日本のほうがはるかに快適、衛生的だろう。サービスエリアのトイレは有料。最近日本の高速道路のサービスエリアのトイレはすごくきれいになっているが。驚いたのは、人気観光スポット、ロマンチック街道ローテンブルクのマルクト広場の公衆トイレだ。ウン悪く(ホテルでなかった)便意をもよおし、やむを得ず公衆トイレに駆け込んだ。驚いたことに便座がない。もちろん蓋もなく、汚れたむき出しの西洋式便器があるのみ。人が入ると自動で蓋が開いたり、ウォシュレットはもちろん便座シート紙や殺菌噴霧器が設置してあったりする、日本のトイレとは雲泥の差だ。しかも便器の横には糞便がたっぷり付着した紙がいくつも入った円柱状のゴミ箱があった(?)。後で聞いたところによると、欧州人は、便器に尻を触れないよう中腰になって排便をするとか。本当だろうか。確かにそれならば、便座がなくても、便器が汚れていても不都合に感じない。でも腰痛持ちや高齢者には酷だろう。用心深い私は、トイレに流せる赤ちゃん用ウェットペーパーを相当量携帯していたのでこの「難」を逃れた。便器清掃や排便後の尻拭きに何枚も重ねて使ったものだ。外国に旅行される方々に忠告!このようなウェットティッシュを多く携帯しましょう。日本ほど綺麗で衛生的なトイレはどこの国(先進国でも)に行ってもないと肝に銘じておきましょう!

〈運がよければ感動的なユングフラウ〉
今回の旅行で最もよかったのは、スイスの山だ。私たちは本当に幸運だった。アルプス山脈の美しい山々(ユングフラウ、アイガー、メンヒ)の景色を間近に見られただけでなく、真夏なのに寒い標高3454mのユングフラウヨッホで積雪に触れ、絶景のアレッチ氷河も楽しめた。もし天候が悪かったら落胆したことだろう。また、いつかこの地に来て(登って)みたいものだと感じた。

〈ルーブル美術館では子供のスリ集団が暗躍?〉
3か国で最も物騒なフランス。ガイドさんから何度も何度も注意され、スリ対策を教えられた。パリ観光の必須科目のルーブル美術館。6年前と同様、「モナリザ」は大変な人混みだった。そこで見たのがスリらしいチビッコ集団だ。私たちに被害はなかったが、彼らはどう見ても不審な動きをしていた。「モナリザ」に一瞥もせず、ひたすら見物客の間を行ったり来たりキョロキョロしている。スリをしなければならないほど貧しいのに、なぜ美術館に?と思っていたら、子供は入場料タダとのこと。合点が行った。カネがかかる親達が子供を使って「稼いで」いるのだろう。

〈目の当たりに見た中国人観光客の爆買い〉
「ギャラリーラファイエット」というフランスで最大だかヨーロッパで最大だか、とにかく大きなデパートでショッピング。ここで「目撃」したことで印象に残ることが2つあった。
ある売り場で大声で言い合っている白人男性と黒人男性がいた。あれ~喧嘩してるのかなと注視してみると、白人のほうが万引き犯で、黒人のほうが私服警備員だった(どこのデパートでも、腕っ節のよさそうな黒人の警備員が多い印象)。その白人中年男は警備員に連行されてトボトボと去って行った。情けないヤツはどこでもいるものだ・・・。
最近の流行語でもある、中国人観光客の「爆買い」を目の当たりにした。人気の旅行トランクを見てみようと売り場に行って見た。売り場にはぎっしりと沢山のトランクが陳列してあった。妻とどれにしようか迷った挙げ句、もう少し他の売り場を見てからもう一度戻ろうとした。ところがである。戻ってきたのは小一時間くらい後だろうか、中国人観光客集団がまさに「爆買い」し終えようとしたところで、あんなにあったトランクがほとんどゼロになっていた。恐るべし、中国人観光客の購買意欲!

〈パリ市内のAランクのホテルのトイレは流れず・・・〉
また、トイレの話。観光最後のパリは、2泊とも市内中心地にあるAランクの某ホテル。ちょっとは期待したが、日本の一流ホテルには及ばない気がする。困ったことに、娘達の泊まったほうの部屋のトイレが流れない。フロントに連絡して修理依頼し、私たちの外出中に担当者が来たようだが、依然流れない。何度も連絡するも、「なおった」「なおった」と言うが、なおってない(←英語で十分通用する)。娘達は私らの部屋のトイレを利用せざるを得ない。何がAランクだ、と思ってしまう。

〈結語:日本のフロ・トイレがイチバン!――やはり日本がイチバン!〉

全米シングルNo.1獲得曲数トップのアーチストは?

2015.08.02

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(13)

最近、新聞でマライア・キャリーのベストアルバム「♯1インフィニティ」が発売されたという一面全面広告を見た。全米ナンバーワンが18曲もあり、ビートルズの20曲に次ぎ、エルビス・プレスリーに並ぶとか。ヒット曲の評価にされるのは、Billboard Hot100だ。そういえば、今年1月来日したダイアナ・ロスも似たようなことが喧伝されていた。そこで、ネットで真相を知るべく調べてみた。
●全米1位獲得曲数(Billboard)
1位20曲 The Beatles
2位18曲Mariah Carey、Elvis Presley
4位13曲Michael Jackson、Rihanna
6位12曲Madonna、The Supremes
8位11曲Whitney Houston
9位10曲Janet Jackson、 Stevie Wonder
11位9曲Bee Gees、Elton John、Paul McCartney/Wings、Usher、Katy Perry
16位8曲George Michael、The Rolling Stones
18位7曲Phil Collins
19位6曲Diana Ross、Daryl Hall and John Oates、Paula Abdul、Bruno Mars

○MARIAH CAREY 18曲
1. “Vision of Love” (4 weeks, 1990)
2. “Love Takes Time” (3 weeks, 1990)
3. “Someday” (MTV Unplugged version) (2 weeks, 1991)
4. “I Don’t Wanna Cry” (2 weeks, 1991)
5. “Emotions” (3 weeks, 1991)
6. “I’ll Be There” (featuring Trey Lorenz) (2 weeks, 1992)
7. “Dreamlover” (8 weeks, 1993)
8. “Hero” (4 weeks, 1993)
9. “Fantasy” (Bad Boy Fantasy featuring O.D.B.) (8 weeks, 1995)
10. “One Sweet Day” (featuring Boyz II Men) (16 weeks,1995-1996)
11. “Always Be My Baby” (2 weeks, 1996)
12. “Honey” (3 weeks, 1997)
13. “My All” (1 week, 1998)
14. “Heartbreaker” (featuring Jay-Z) (2 weeks, 1999)
15. “Thank God I Found You” (featuring Joe & 98 Degrees) (1 week, 2000)
16. “We Belong Together” (14 weeks, 2005)
17. “Don’t Forget About Us” (2 weeks, 2005)
18. “Touch My Body” (2 weeks, 2008)

○ELVIS PRESLEY 18曲
ナンバー1ヒットは全18曲、合計80週間である。曲数はビートルズに次ぐ歴代2位である。週間数に関しては歴代1位である。ちなみに2位はマライア・キャリーの79週。(ビルボードに準拠)
1.ハートブレイク・ホテル (Heartbreak Hotel) 1956年 8週間連続1位
2.アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラヴ・ユー (I Want You,I Need You,I Love You) 1956年 1週間1位
3.ハウンド・ドッグ (Hound Dog) 1956年 11週間連続1位
4.冷たくしないで (Don’t Be Cruel) 1956年 11週間連続1位
5.ラヴ・ミー・テンダー (Love Me Tender) 1956年 5週間連続1位
6.トゥー・マッチ (Too Much) 1957年 3週間連続1位
7.恋にしびれて (All Shook Up) 1957年 9週間連続1位
8.テディ・ベア (Teddy Bear) 1957年 7週間連続1位。エルヴィスは「なぜこんな曲が7週No.1になったのか」と疑問に思ったという
9.監獄ロック (Jailhouse Rock) 1957年 8週間連続1位
10.ドント (Don’t) 1957年 5週間連続1位
11.冷たい女 (Hard Headed Woman) 1958年 1週間1位
12.恋の大穴 (A Big Hunk o’ Love) 1959年 2週間連続1位
13.本命はお前だ (Stuck On You) 1960年 4週間連続1位
14.イッツ・ナウ・オア・ネバー (It’s Now or Never) 1960年 5週間連続1位
15.今夜はひとりかい? (Are You Lonesome Tonight?) 1960年 6週間連続1位
16.サレンダー (Surrender) 1960年 2週間連続1位
17.グット・ラック・チャーム (Good Luck Charm) 1961年 2週間連続1位
18.サスピシャス・マインド (Suspicious Minds) 1969年 1週間1位

○The SupremesとDiana Ross 、
ダイアナはシュープリームス時代に12曲、ソロとして6曲、計18曲のビルボード1位のヒットを放っている。これはザ・ビートルズの20曲に次ぐ史上2位の記録である。
〔シュープリームス時代〕
1.Where Did Our Love Go (1964)
2.Baby Love (1964)
3.Come See About Me (1964)
4.Stop! In the Name of Love (1965)
5.Back in My Arms Again (1965)
6.I Hear a Symphony (1965)
7.You Can't Hurry Love (1966)
8.You Keep Me Hangin' On (1966)
9.Love is Here and Now You're Gone (1967)
10.The Happening (1967)
11.Love Child (1968)
12.Someday We'll Be Together (1969)
〔ソロ時代〕
13.Ain't No Mountain High Enough (1970)
14.Touch Me in the Morning (1973)
15.Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To) (1975)
16.Love Hangover (1976)
17.Upside Down (1980)
18.Endless Love (1981)
――――――――――――――――――――――――――――――
○The BEATLES 20曲
①She Loves You(1963)
②I Want to Hold Your Hand(1963)
③Love Me Do(1964)
④Can't Buy Me Love(1964)
⑤A Hard Day's Night(1964)
⑥I Feel Fine(1964)
⑦Eight Days a Week(1965)
⑧Ticket to Ride(1965)
⑨Help!(1965)
⑩Yesterday(1965)
⑪We Can Work It Out(1965)
⑫Paperback Writer(1966)
⑬Penny Lane(1967)
⑭All You Need Is Love(1967)
⑮Hello, Goodbye(1967)
⑯Hey Jude(1968)
⑰Get Back(1969)
⑱Something/Come Together(1969)
⑲Let It Be(1970)
⑳The Long and Winding Road(1970)

(これら超有名曲のほかにも、Please Please Me、From Me To You、Day tripper、Yellow Submarine、Eleanor Rigby、Lady Madonna、The Ballad of John and Yoko といったヒット曲は、全英など他のチャートでナンバーワンに輝いている)

○Paul McCartney/Wings 9曲
1.Uncle Albert/Admiral Halsey(Not Crossfaded)/Too Many People
Apple 1837(7") 1971年8月2日発売(米国)  英国未発売・米国1位
Paul McCartney & Wings
2.My Love/The Mess
Apple R5985(7") 1973年3月23日発売(英国)  英国9位・米国1位
Paul McCartney & Wings
3.Band On The Run/Nineteen Hundred And Eighty Five
Apple 1873(7") 1974年4月8日発売(米国)  英国未発売・米国1位
Wings
4.Listen To What The Man Said(Single Version)/Love In Song(Not Crossfaded)
Capitol R6006(7") 1975年5月16日発売(英国)  英国6位・米国1位
Wings
5.Silly Love Songs/Cook Of The House
Parlophone/Capitol R6014(7") 1976年4月30日発売(英国)  英国2位・米国1位
Wings
6.With A Little Luck/Backwards Traveller/Cuff Link
Parlophone R6019(7") 1978年3月23日発売(英国)  英国5位・米国1位
Paul McCartney
7.Coming Up/Coming Up(Live at Glasgow)/Lunch Box/Odd Sox
Parlophone R6035(7") 1980年4月11日発売(英国)  英国2位・米国1位
Paul McCartney & Wings
8.Ebony And Ivory/Rainclouds
Parlophone R6054(7") 1982年3月29日発売(英国)  英国1位・米国1位
Paul McCartney & Stevie Wonder
9.Say Say Say/Ode To A Koala Bear
Parlophone R6062(7") 1983年10月3日発売(英国)  英国2位・米国1位
Paul McCartney & Michael Jackson

さて、ソロアーチストという観点から、最大のヒットメーカーを「計算」して決めてみよう。
ビートルズ、ポール・マッカートニーを除いてみると、ソロのマライア・キャリーとプレスリーが18曲、ダイアナ・ロスは、ソロ時代最後の「エンドレスラブ」はライオネルリッチーとの完全デュエットだから0.5曲とし、計17.5曲ということにしよう。

同様に考えて、ビートルズ解散後のポールの「成績」は、ウィングスはポールのワンマンバンドだからウィングスの曲は完全ソロ扱いとし、スティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンとのデュエット曲は0.5曲としよう。したがって、7+0.5×2=8曲。
ビートルズ時代について「計算」してみよう。
〔Ⅰ〕上記ビートルズ№1曲の中で明らかにポール完全単独又はほぼ単独は、次の10曲としてよいだろう。
④Can't Buy Me Love、⑩Yesterday、⑪We Can Work It Out、⑫Paperback Writer、⑬Penny Lane、⑮Hello, Goodbye、⑯Hey Jude、⑰Get Back、⑲Let It Be、⑳The Long and Winding Road
〔Ⅱ〕ジョンとの共作&共演で0.5曲としてカウントできるのは、次の2曲で
0.5曲×2=1曲
①She Loves Youと②I Want to Hold Your Hand
〔Ⅲ〕
③Love Me Doは、リードボーカルはポール。「love love me do~」のコーラスの高いパートがポール、そして「love me do」の低い声のソロもポール、よって0.7曲。
⑦Eight Days a Weekは、ジョンの曲とばかり思っていた。だが、2013~2015年のポールのOUT THERE ツアーでオープニング曲にしばしば使われたことから、どうもこの曲にポールが大きく関与しているようだ。ポールソロボーカルの部分はないが、0.3曲カウントとしてよいだろう。よって0.7+0.3=1曲

以上のことから
8+10+1+1=20曲ということでどうだろうか。

ちなみに、ジョンを「計算」してみよう。
①She Loves You(0.5曲)、②I Want to Hold Your Hand(0.5)、③Love Me Do(0.3)、⑤A Hard Day's Night(1)⑥I Feel Fine(1)⑦Eight Days a Week(0.7)、⑧Ticket to Ride(1)、⑨Help!(1)、⑭All You Need Is Love(1)、⑱Come Together(1)
となり、合計8曲。ポールの12曲の3分の2となる。ただ、見逃さないでおくべきは、
ポールにはyesterdayなど、作曲もボーカルも100%単独の曲があるが、ジョン主体の曲は、すべて、ポールの(甲高い)バックコーラス(A Hard Day's Nightでは、重要な「When I am home~」のソロパートをポールが務めるなど)やベース演奏に支えられていることである。ビートルズ時代、ポール対ジョンが12曲対8曲として、ソロになると、格段の差が生じる。上記計算でポール8曲だが、ジョンは、次の2曲しかない。
(Just Like) Starting Over
Whatever Gets You Thru The Night
最大の代表曲Imagineはビルボードでは3位どまりだった。

さて、最終結論。
音楽の良さは別にヒットしたから良いと言うものでもなし、ビルボード1位が最高の名曲だと断言もできない(他にもキャッシュボックス(今はない)や全英などある)。
と認識した上で、河辺啓二版ヒットメーカーアーチストランキングは、以下のとおりとなる。
第1位 ポール・マッカートニー 20曲
第2位 エルビス・プレスリー、マライア・キャリー 18曲
第4位 ダイアナ・ロス 17.5曲

日本語検定(語検)1級は1回で合格

2015.07.20

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の勉強論(8)

以前から興味のあった「日本語検定」だが、受験日が土曜のため受けられなかった。今回たまたまチャンスがあって受験したところ合格してしまった。試験準備としては過去問2年分解いただけであった。
昨年受かった「語彙・読解力検定」に比べると新聞語彙のようなアップトゥーデイトな知識も不要だし、文章読解を試す問題も少量で容易だった。今回の検定も、6領域(「敬語」「文法」「語彙」「言葉の意味」「表記」「漢字」)全てで基準点をクリアしなければ、総合点で高得点でも合格できない仕組みである。私が領域別で最も高い得点を取れたのは、「漢字」でなく「文法」であった。
私見だが、国語関係の検定でメジャー三検定(「団体受験」のみならず「個人受験」できるもの)といえば、漢検、語彙・読解力検定、日本語検定であり、難しさは、
漢検1級>>語彙・読解力検定1級>日本語検定1級
となるだろう。

「水戸黄門」を楽しむ

2015.06.30

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ論(8)

昨日(6月29日)、TBSテレビ「水戸黄門」スペシャル版を見た。久々のコーモン様だ。これほど安心して観られる番組はなかった。究極のワンパターン「勧善懲悪」ドラマと揶揄されながら、長年にわたって愛されてきた国民的時代劇の一夜限りの登場である。
かつて、毎日午後4時から再放送があった。これを観ることを日課とする高齢者が多かった。だから、5時過ぎてから、私のクリニックは、ややお年を召した患者さんで込むことがあった。この再放送番組を見終わってから来院される方のためだ。
かく言う私も好きだった。何十年も前の独身時代の話だが、電話の留守録の受付曲を「じ~んせ~い、らくあ~りゃ~」ワンコーラスとしたことがあった。ウケ狙いだったが、待たされる友人、知人から顰蹙を買い、しばらくして取りやめた。でもあの歌の歌詞は、若かったあの頃も、そして、今も私の人生訓だ。

「ああ人生に涙あり」

人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹も出る
歩いてゆくんだしっかりと
自分の道をふみしめて

人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
あとから来たのに追い越され
泣くのがいやならさあ歩け

人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないもんだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ

さて、今回の2時間スペシャルだが、最後に大どんでん返し(いつもは善人役の田村亮が実は悪人)があるなど、なかなかおもしろかった。ただ、昔の水戸黄門を見慣れた私ら中高年にとって、世代交代で、若返った助さん・格さん、内藤剛志の弥七、林家三平の八兵衛など、前任の風貌・気質をよく継承してはいるが、わずかに違和感を覚えた。でも見事に演じられていると感じる。
今回のようなおもしろいドラマならまた観たいと思った。半年に1回くらい放映してくれないかなぁ。

Paul McCartney日本武道館公演

2015.05.10

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(12)

昨年の、あの悪夢のようなポール急病で公演中止から1年、ポールがリベンジに来てくれた。今年6月に御年73ということを思うと、今回こそ最後の来日コンサートかなぁと、厳しいチケット争奪戦を経てナマPAULを見に行った。
全盛期の20歳代、30歳代と同じ高音発声というのは難しく、ややかすれ声のときもあるものの、有名になった、「水飲まずコンサート」を2時間40分・37曲を見事に完遂した。こんなに長時間、沢山のヒット曲を披露できるアーチストがほかにいるだろうか。
東京ドームでは、私たち中高年ばかりでなく、20歳くらいの若い観客も結構いたので驚いた。おそらく、私ら世代の親の影響を受けた若者たちだろう。日本武道館は、チケット高価格のためか観客の平均年齢はだいぶ上がっているように見えた(若者はそんなにカネがない)。
日本武道館公演の開演予定時間は6時30分であったが、野外の行列で長時間待たされ、スタートしたのはなんと7時55分。東京ドームでは30分くらいの遅れだったのに、1時間半も遅れた。私が今まで行ったコンサートで、最大の遅れは、何年前だったか忘れたが、ローリング・ストーンズの東京ドーム公演で約1時間だった。このとき、観客の誰も怒っていなかったが、今回も誰も怒っているように見えず、ファンというのは気長なものだとつくづく感じたものだ。(ふつう、人との待ち合わせで1時間半も待たされたら憤慨するはず)
さて、8時近くなって始まったポールの武道館公演。(ビートルズのときから49年ぶり、半世紀ぶりと、新聞、テレビのメディアが翌朝一斉に報道されることとなる)
どのくらいの時間、曲数をやってくれるのだろう。まさか1966年のときの30分、11曲なんてことはないようなぁ。あのときの曲を多数してくれるのかな。東京ドームのときと異なる曲を演奏するという噂だが・・・。
以下がセットリスト。

1.Can't Buy Me Love (The Beatles song)
東京ドームでも3曲目くらいに披露されたが、オープニングに持ってきた。翌日のテレビでもこのときの演奏が何度も放映された。
2.Save Us(ソロ・最新アルバム「NEW」より)
私としてはアルバム「NEW」の中では最もお気に入り。曲「NEW」よりいい。70歳もなってこんなノリのいい曲を作り歌えるPaulの才能に驚愕したものだ。
3.All My Loving (The Beatles song)
Johnをして「悔しいほどいい曲」と言わしめた曲。初期のPaul の「名曲メーカー」の始まりかな。私も、若い頃ヘタなギター弾き語りで唄っていたなぁ。
2、3は東京ドームでも序盤に演奏されていた。
4.One After 909 (The Beatles song)
遂に日本公演で初披露の曲が登場。ただ、ジョン・レノン主体の曲で、アルバム「Let It Be」収録曲。それ程の名曲でもないのだが初めて聞けると思いきや、この曲の演奏中、私の直前の客とその前の客がなぜか喧嘩を始めたので(係員が何人も来て沈静化させた)、集中して聞けなかった。みんな立ちっぱなしで身体を動かすので、ぶつかり合ったのかしら。いずれにしても10万円も払ったコンサートで喧嘩とは・・・。
5.Let Me Roll It (Wings song)
ヒット曲でもないのに、なぜかポールのお気に入りで昔からコンサートの「必須曲」。この曲が好きな客も多くはなさそう。ソロ時代の曲をやりたいのなら「My Love」とか「Silly Love Song」とか大ヒット曲が沢山あるはずなのに。
6.Paperback Writer (The Beatles song)
やっと1966年武道館の演奏曲登場。ただ、この曲は東京ドームでも毎回披露されている。
7.My Valentine(ソロ)
現夫人のナンシーに捧げる歌ということで必ずやる曲。「NEW」の次に新しい2012年のアルバム「KISSES ON THE BOTTOM」の曲。東京ドームでは巨大スクリーンで歌詞内容が「手話」表現されていた。
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five「1985年」 (Wings song)
Out There Tourで一昨年も今回も演奏されている。ポールソロで最高傑作とされる「Band on the Run」(全英、全米ともに1位)のラストを飾る曲。同アルバム収録曲はたったの9曲なのに、ここ数年のコンサートではそのうちなんと5曲(この曲と「バンド・オン・ザ・ラン」、「ジェット」、「レット・ミー・ロール・イット」、「ミセス・ヴァンデビルト」)が演奏されている。個人的にはこの「1985年」よりMrs Vandebiltのほうが楽しくノリがいいので聞きたかったなぁ(他国でのコンサートでは披露されている)。
9.Maybe I'm Amazed「恋することのもどかしさ」(ソロ)
いつもは7から始まるピアノ曲連続4曲のはずが、なんと名曲中の名曲「The Long and Winding Road 」が飛ばされてしまった。イヤな予感。一昨年も今回も東京ドームで必ず演奏するこの素晴らしい曲をやらないなんて・・・。曲順を変えて後でやるのかなぁ。それとも東京ドームのときより短縮コンサートになってしまうのか(後者が当たり)。
この曲は最初の夫人リンダに捧げる曲で、ビートルズ解散後初のソロアルバム「Paul McCartney」に収められ、音楽専門家には「名曲」と言われているが、私にはそのよさがイマイチわからない。
10.I've Just Seen a Face (The Beatles song)
ビートルズ「HELP」のアルバムの中で後にビートルズの大代表曲となる「Yesterday」の直前にちょこんと収録されている小曲だが、やはりポールのお気に入りか、ウィングス時代からコンサートでよく演奏されているらしい。
11.Another Day(ソロ)
ビートルズ解散後初のシングル盤。中学3年頃から洋楽に目覚めた私は、殆ど同時にヒットしていたジョン の「MOTHER」とよく聞き比べていた。最初のうちは「マザー」に飛びついていたが、次第にこのメロディアスな「アナザーデイ」のほうが好きになっていた。
12.Dance Tonight (ソロ)
2曲目の日本初披露曲。比較的新しい曲で、2007年のソロアルバム「MEMORY ALMOST FULL」のトップに収録されてあり、いちおうシングルヒットしている。
13.We Can Work It Out 「恋を抱きしめよう」(The Beatles song)
いつもやってくれる曲でポールメイン。シングル盤両A面でこの曲とカップリングの「Day Tripper」(こちらはややジョンメインの印象)は、ドームでは毎回アンコールで演奏してくれたが、武道館ではやらず。1966年の演奏曲なのだが。
14.And I Love Her (The Beatles song)
まぁ、初期のビートルズ・ポールの美しきバラードの代表曲と言っていいだろう。映画「ハードデイズナイト」に中での演奏シーンが思い出される。
15.Blackbird (The Beatles song)
ヒット曲ではないが、最近のコンサートでの定番。一昨年は、作曲の動機となった「黒人の人権擁護問題」に言及してから歌い始めていたものだが、今回はそういう紹介は一切なかった。いつも同じ話で飽きちゃった?
16.New(ソロ・最新アルバム「NEW」より)
アルバム「NEW」の曲は、一昨年は4曲、今年の東京ドームは3曲(代わりに最新曲「Hope For The Future」)、そして曲数の少ない武道館では2曲となった。
17.Lady Madonna (The Beatles song)
 ビートルズ時代中期頃から、ポールの曲にピアノ演奏が増えて行く。後に「ヘイ・ジュード」、「レット・イット・ビー」など大ヒットピアノ曲の先駆けとなるナンバーワンヒット曲がこれである。
18.Another Girl (The Beatles song) 
「セカイハツコウカイ」とポールが日本語で紹介。「ん、いったい何だろう」と思っていたら、このほぼ無名の曲だった。アルバム「HELP」収録曲。たしかに世界初披露らしい。う~ん、どうせ初公開なら、もうちょっといい曲がいっぱいあるはず・・・。
19.Got to Get You into My Life (The Beatles song)
久しぶりの披露らしい。アース、ウィンド&ファイア(EWF)がカバーしてヒットしたので、知っている人は結構多いかも。
20.Being for the Benefit of Mr. Kite! (The Beatles song)
ビートルズ時代の曲なら、ほかにポールがリードボーカルの、「Michelle」とか「Penny Lane」とか有名曲が多数あるのに、なぜかジョンの、しかもさほど有名でない曲が演奏されている。「Eight Days A Week」も(「One After 909」も)そうだが。
21.Ob-La-Di, Ob-La-Da (The Beatles song)
世界的なヒット曲ではないが、日本ではホワイトアルバムからシングルカットされていて、テレビCMで使われるなど、日本人には馴染み深い曲だ。「イッショニウタオウヨ」とポールが日本語で誘い、「オブラディオブラダ・・・」と1万人の大合唱(東京ドームでは5万人)で会場は盛り上がっていく。
イントロが強烈なピアノ音だからピアノ伴奏で歌うのかと思いきや、ポールはベース演奏。ピアノの音はバンドメンバーが。そう言えば、レコーディングでは、ジョンがピアノを弾いて、ポールがなかなかOKを出さず、最後にジョンがヤケクソにピアノを叩いたテイクがOKとなったというエピソードが思い出された。
22.Back in the U.S.S.R. (The Beatles song)
連続で「ホワイトアルバム」の曲。同アルバムのトップの曲でまさにノリノリの曲で観客はヒートアップ。
23.Let It Be (The Beatles song)
ここで、「Yesterday」と双璧で日本人に愛される、ピアノの大名曲で観客の心を揺さぶる。
もうこのへんになると、あぁ、いつもの「The Long and Winding Road」ばかりか、「Band on the Run」も「Eleanor Rigby」も今日はやらないんだなと諦めがつく。
24.Live and Let Die (Wings song)
東京ドームでもどこでも、コンサートで「爆発」を伴う定番中の定番になった007の音楽だ。ドームならともかく、(それより)はるかに狭い武道館でいつもの「爆発」やるのかしらと思っていたら、いつものとおり、サビの「リヴァレットダイ・・・」のところで「バーン」で爆発、炎、煙が・・・。(きっと消防署の許可をもらっているはず)
25.Hey Jude (The Beatles song)
いよいよコンサート本編ラスト。いつもの大合唱。ポール自身、コンサートで演奏するに最も好きな曲だとか。実際2012年のロンドンオリンピック開会式で「ナナナ・・・」と大合唱となったのはまだ記憶に新しい。いつも、女性、男性と分けて合唱させる箇所があるが、今年は「ジョシ」「ダンシ」という日本語で分けさせたのが印象的だ。

Encore:
26.Yesterday (The Beatles song)
まぁ、この曲をしないでコンサート終了というわけにはいかないだろう。これで、1966年の演奏曲やっと2つめ。
27.Birthday (The Beatles song)
日本公演本編では初披露。「ホワイトアルバム」の2枚目アタマを飾るノリノリの曲だ。いつも最後のアビーロードB面最後メドレーの直前は「Helter Skelter」だったので、目新しい感あり。
最近のポールのコンサートでは、既述のとおりソロ時代ではアルバム「Band on the Run」の曲が目立つが、ビートルズ時代のアルバムからは「ホワイトアルバム」が目立つ。「バック・イン・ザ・USSR」「オブラディ・オブラダ」「ブラックバード」「ヘルタースケルター」とこの「バースデイ」と5曲もある。
28.Golden Slumbers (The Beatles song)
~Carry That Weight (The Beatles song)
~The End(The Beatles song)
いつもは2回あるアンコールは1回で終わった。
結局、一昨年も、今年のドームもブドーカンも、最後はこのメドレーで締めくくった。
1966年日本公演のシメの曲「アイム・ダウン」(個人的には大好きな曲)披露をちょっぴり期待したのだがなぁ・・・。

東京ドームの5.5倍の高価格チケットで、演奏曲数も演奏時間(7:55~9:55のちょうど2時間)も4分の3という日本武道館コンサートだった。いわゆる「場所代」「話題性」なのだろう・・・。
――――――――――――――――――――――――――――――
〔参考1〕
2015年ドーム基本セットリストにあって武道館では演奏されなかった曲:
Magical Mystery Tour、Jet、The Long and Winding Road、Hope For The Future、Here Today、Queenie Eye、All Together Now、Lovely Rita、Something、
Band on the Run、Eleanor Rigby、Day Tripper、Hi, Hi, Hi、I Saw Her Standing There、Helter Skelter

〔参考2〕
1966年 日本公演で演奏された曲一覧
1.Rock And Roll Music
2.She's A Woman
3.If I Needed Someone「恋をするなら」
4.Day Tripper
5.Baby's In Black
6.I Feel Fine
7.Yesterday
8.I Wanna Be Your Man「彼氏になりたい」
9.Nowhere Man「ひとりぼっちのあいつ」
10.Paperback Writer
11.I'm Down

〔参考3〕
<2015年ドーム4公演セットリストまとめ>
Magical Mystery Tour ※4/25はEight Days a Week
Save Us
Can't Buy Me Love ※4/25はAll My Loving
Jet ※4/27はListen to What the Man Said
Let Me Roll It
Paperback Writer
My Valentine
Nineteen Hundred and Eighty-Five
The Long and Winding Road
Maybe I'm Amazed
I've Just Seen a Face
We Can Work It Out
Another Day
Hope For The Future
And I Love Her
Blackbird
Here Today
New
Queenie Eye 
Lady Madonna
All Together Now
Lovely Rita
Eleanor Rigby
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Band on the Run
Back in the U.S.S.R.
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude

Day Tripper
Hi, Hi, Hi
I Saw Her Standing There ※4/25はCan't Buy Me Love

Yesterday
Helter Skelter
Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

※2013年ツアーで演奏して今回演奏しなかった曲:
Things We Said Today、Everybody Out There、Get Back

母校・松山東高校が甲子園で勝った!

2015.04.03

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のスポーツ論(6)

まさかまさかであった。私が15歳~18歳の青春期を過ごした松山東高校が、春の選抜高校野球で「二十一世紀枠」で甲子園出場、しかも1回戦に東京代表チーム・二松学舎に勝ってしまった。
私の在学中は、夏の高校野球地区大会の試合の応援に全員行かされ、応援団員の指示で応援したものだ。1回戦当たりは勝っても、2回戦で負けるのがフツーだったような記憶がある。当時強かったのは、松山商業や今治西(今回も甲子園出場していた)だった。
松山商業と松山東は近隣のこともあり、戦後混乱期の昭和25年夏には、両校が統合した「松山東」で全国優勝している。したがって、この優勝は、今でも松山商業の全国優勝の回数にカウントされているとともに、現・松山東も1回全国優勝したことになっている。 
同窓生から応援バスツアーのお誘いもあったが、休診するわけにもいかず、参加しなかった。1回戦は平日の昼間だったが、仕事があたったため、テレビ観戦すらせず、夕方~夜、ニュースなどで結果を知った。印象的なのは、一塁線ファールになりそうな緩いゴロがフェアとなって相手チームを狼狽させたシーン。勝利―幸運の女神が松山東に微笑んだ瞬間だろう。勝負は時の運とはこのことかもしれない。
二回戦の対北海道・東海大四は土曜の午後だったので、診療後テレビ観戦ができた。野球の試合を全部観たなんて、何年ぶり、いや何十年ぶりのことだろう。
前半2点リードを保っていたので、こりゃひょっとしてまた勝つのでは、と思ったものだ。ただ、中盤、松山東の打線の攻撃があまりに淡泊、三者凡退を繰り返し、いわゆる「中押し」がないのが痛かった。ただ、この相手チームが最終的には準優勝したことから、東海大四のエースは、やはり、簡単には打てるわけない投手なのだ。
いずれにせよ、170cmという野球選手としては小柄なエース・亀岡君、ホームランを打った、主将で捕手の大きな米田君をはじめ後輩諸君、ようやったの(伊予弁)。昨年準優勝だった、夏の愛媛大会で頂点に立つ可能性は高い。

ザ・フォーク・クルセダーズにはまる

2015.03.22

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(11)

最近、ザ・フォーク・クルセダーズにはまっている。「想い出のフォーク&ポップス大全集」CD12枚のDISC1のトップを彼らの曲(解散後のソロ等を含めて)9曲で占めており、ついこれらの曲を聴いてしまうのだ。このCD集には、1960年代後半から70年代後半の、私らが少年期~青年期を過ごした頃の懐かしい名曲が鏤められており、1アーティスト当たりおおむね1曲~5曲の配分だ。小椋佳で3曲、荒井(松任谷ではない)由実で5曲だが、このグループは破格の取り扱い(9曲も!)がなされている。
1.帰ってきたヨッパライ・・・・・・・ザ・フォーク・クルセダーズ
2.悲しくてやりきれない・・・・・・・ザ・フォーク・クルセダーズ
3.青年は荒野をめざす・・・・・・・・ザ・フォーク・クルセダーズ
4.水虫の唄・・・・・・・・・・・・・ザ・ズートルビー
5.あの素晴らしい愛をもう一度・・・・加藤和彦と北山修
6.家をつくるなら・・・・・・・・・・加藤和彦
7.風・・・・・・・・・・・・・・・・はしだのりひことシューベルツ
8.花嫁・・・・・・・・・・・・・・・はしだのりひことクライマックス
9.さすらい人の子守唄・・・・・・・・はしだのりひことシューベルツ

今の若い世代には馴染みが薄いかもしれないが、「風」は最近のソフトバンクのCMで聞くことがあるし、「家をつくるなら」も以前CMに使われていたので、他のヒット曲も含め、多くの人には、メロディーを聞けば「あぁ、聞いたことがある」と思わせるはずだろう。
上記ヒット曲のほとんどが、作詞は北山修、作曲は加藤和彦か端田宣彦となっている。今になって、彼らの非凡な才能に驚かされている。ユーモアに満ち溢れた「帰ってきたヨッパライ」は別として、おおむね美しいメロディーの曲ばかりだ。「水虫の唄」も、題名だけ聞くとおふざけそうだが、実はととても美しい曲なのである。

やはり日本は「健康」より「経済」か

2015.02.22

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の社会論(17)

2020年東京五輪に向けて、都が飲食店などでの禁煙を条例化する動きが失速しているという。東京都の検討会で、条例化を望む医師会等に対し、顧客減少を危惧する飲食店や宿泊施設の業界団体が反対し、条例化が困難な情勢のようだ。
日本は、外国に比べ、酔っぱらいとスモーカーに寛容な国であると言われ続けてきた。受動喫煙がガン、脳卒中、心筋梗塞、気管支喘息等に罹患するリスクを高めるとの科学的証明がなされても、未だ全面禁煙の店舗は少なく、せいぜい分煙対策が講じられている程度だ。しかし、分煙では副流煙のノンスモーカーの体内への侵入を防げないのは明白だ。十年ほど前に制定された健康増進法で受動喫煙対策が盛り込まれたが、罰則のない「努力義務」止まりだった。当該規定がどれほど私たち国民の健康の増進に寄与したか疑わしいものだ。
これから五輪が開催される、16年のリオデジャネイロも、18年の平昌も、そして近年開催されたほとんどの都市で、飲食店等の全面禁煙(罰則付き)となっている。東京がこの禁煙の流れを断ち切るとなれば、日本人はヒトの健康よりカネ儲け-経済を優先するエコノミックアニマルと揶揄されることであろう。
全面禁煙による重大疾患罹患リスクの軽減により医療費が削減されるという医療経済上のメリットに鑑みれば、全面禁煙化を規定する際に、喫煙室設置に公的助成を行うなどの救済措置を講じるのも一法だろう。ひとり東京都だけの問題でなく、東京都の動向が全国の自治体に与える影響を考えれば、健康増進法一部改正をも視野に国・厚生労働省も含めて、政治・行政が一体となって検討してほしい。

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