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記事一覧

生まれ変わったら就きたい職業

2019.01.26

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の社会論(23) 

 1月26日の朝日新聞土曜版におもしろいランキングが掲載されていた。「自由に職業を選ぶことができ、その能力も備わっている」という条件でアンケートした結果だ。対象年齢が書かれていなかったが、だいたい40歳代後半~80歳代の中高年のようだ。
 以前、あるテレビ番組で、やはり中高年の人たちに聞きました、もし生まれ変わったら今度はどんな職業に就きたいですか」というのがあった。1位:学者・研究者、2位:医者、3位:文筆家、4位:公務員・・・という結果だった。その頃、日本人ノーベル賞受賞ラッシュで涌いていた頃だったので、1位がこうなったのだろうと思っていたが、今回も同様だったので意外と感じた。しかし、この記事をよく読んでみると、このアンケートも昨年11月に実施されたという。その頃も本庶先生の受賞があったから、1位の研究者というのは本当に(いつアンケートしても)不動かなとやや疑ってしまうのは私の性格が曲がっているからであろうか。
 ともあれ、以前のもので2位と4位、今回のもので2位と5位の職業を私は実現したのだと少し矜恃のようなものを高めた。私がもう一つ目指すとしたら、1位の学者・研究者・大学教授は極めて厳しいが、3位の小説家はムリでも文筆家ならどうかなと・・・。既に大して売れない著書を4冊上梓したし・・・。まてよ、研究者でも理系でなく文系なら、例えば「上州弁研究家」だって研究者にならないかななどと妄想が膨らんでいく・・・。

2019・頌春

2019.01.01

退職・結婚・医学部入学で幕開けした平成時代は、
4人の子の子育てに追われつつ、開業医業務に
齷齪しているうちに過ぎ行こうとしています。
生まれ育った昭和、家庭を築き上げた平成に続く
新元号の時代は、私たちにとって人生第三幕となります。
子らの自立、そして軈て訪れて来る筈の悠然自得の老後生活を
目指して「当分の間」忙しい現役生活を走り続ける所存です。

妊婦診察より時間かかる他医受診者

2018.12.12

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(28)
「胎児に安全な薬や検査方法を使うなどの丁寧な診療への評価」を目的として、今年4月から歯科以外の全ての診療科を対象に妊婦加算が新設された。しかし、評判が悪く、国は見直しを検討し始めたという。
確かに、内科診療では患者さんが妊婦だとわかると、効果的な処方薬・注射薬が使えないし、レントゲン検査もできず、適切で十分な診療ができないことが多い。しかし、その際の労力に妊婦加算をいただく程の価値があるのかなぁという気がしなくもない。というのは、私の場合だが、内服薬は漢方薬などの作用の弱いもの、外用剤もやはり弱めにしてしてご勘弁いただくことにしている。昔、通常の診療後(結構強めの薬剤を処方した)、「実は妊娠していました」と報告を受けどきっとしたことがあるが、健常児の赤ちゃんが生まれた。このとき、妊婦さんだからといってそんなにナーバスにならなくてもいいんだなと思いつつも、やはり、万が一を考えて上述のような対応をしている。
実は、内科診療でもっと神経を使い、時間がかかるのは、他の病院・診療科で多剤服用中の患者さんの場合だ。多くは慢性疾患だから、今のんでいるクスリは止めろとは言えないから、薬剤の相互作用に神経を尖らせざるを得ない。特に最近は、後発品が普及しており、聞き慣れないものが多く、いちいちクスリの本をペラペラめくって当該薬剤と今処方しようとする薬剤との間に相互作用があるかどうか調べている。国策でしかたないのだろうが、1つの先発薬剤に対し極めて多数の後発薬剤があり、正直言って覚えきれるものではない。
少子化問題に逆行するような「妊婦加算」を付ける財源があるなら、(基準設定困難や事務処理煩雑で難しいだろうが)「他医受診加算」を付けてほしいくらいだ。
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以上のような意見を朝日新聞「声」に投稿したところ、本年8月に続き採用されました。同紙の担当者によると「医療現場の意見」として認められたようですね。さすがに字数がオーバーしたので、表題も代わり、圧縮された形で12月9日(日)に掲載されました。

Bohemian Rhapsody

2018.12.01

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(23)
〈大好評の映画〉
結構評判がいいと知り、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。東京では予約しないと観られないほどの人気だと聞いてはいたが、グンマなら大丈夫だろうと、21時過ぎから始まる回に入った。やはり、お客さんはまばらで、ゆったりと観ることができた。
映画の出来は、とてもよいと言える。単なる人気バンドのドキュメンタリー再現ではなく、「映画」としてのドラマ性と名曲を楽しめるエンタテイン性が見事に調和している作品である。世界各国でも絶賛上映され(配給会社も驚いているらしい)、日本では、私らのような中高年世代だけでなく、若い世代にも大ウケとのこと。
〈クイーンと日本人は相思相愛〉
もともと、世界よりも日本のクイーン人気は高い。彼ら、特に中心人物のフレディ・マーキュリーは親日家とされる(一部日本語の「手をとりあってLET US CLING TOGETHER」という曲もあるくらい)。クイーンの日本での人気を示すものとして、カラオケ店の機械に何曲入っているか、がある。私の知る範囲では、洋楽でトップはもちろんビートルズは、堂々の第2位はクイーンだ。私の好きな、ローリングストーンズ、ビージーズ、サイモン&ガーファンクル、シカゴ、カーペンターズ、ビリージョイルなどの収録曲数はクイーンに比べるとはるかに少ない。
〈ビルボードチャートの中のクイーン〉
クイーンは、世界で大ヒット曲を連発かと思いきや、意外とそうでもない。代表的ヒットチャートであるアメリカ・ビルボードでみると、全米ナンバーワン曲は数曲しかない。以下のランキングにないのだ。(当ブログ、2015年8月2日付け「全米シングルNo.1獲得曲数トップのアーチストは?」より抜粋)
●全米1位獲得曲数(Billboard)
1位20曲 The Beatles
2位18曲Mariah Carey、Elvis Presley
4位13曲Michael Jackson、Rihanna
6位12曲Madonna、The Supremes
8位11曲Whitney Houston
9位10曲Janet Jackson、 Stevie Wonder
11位9曲Bee Gees、Elton John、Paul McCartney/Wings、Usher、Katy Perry
16位8曲George Michael、The Rolling Stones
18位7曲Phil Collins
19位6曲Diana Ross、Daryl Hall and John Oates、Paula Abdul、Bruno Mars
〈クイーンの売り上げ実績〉
とはいえ、前期のベストアルバムである『グレイテスト・ヒッツ』は全世界では2500万枚以上を売り上げ、その英国での売り上げは、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』などのアルバムを抑えて歴代1位を記録しているという。
また、シングル曲では、「ボヘミアン・ラプソディ」は、英国で現在までに約254万枚のセールスを記録しており、エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」(493.5万枚)、バンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」(380.2万枚)に次いで、英国史上三番目に売れたシングルとなっているらしい。2002年にギネス・ワールド・レコーズが調査した「英国史上最高のシングルは?」というアンケートでは、「イマジン」(ジョン・レノン)、「ヘイ・ジュード」(ビートルズ)を抑えて「ボヘミアン・ラプソディ」が第1位となり、イギリスで最も愛される曲に認定されたというから驚きである。
更に、1980年に発表したシングル「地獄へ道づれ」は全世界で700万枚以上売り上げ、1980年アメリカで最も売れた曲となったらしい。
〈なぜこの映画が受けるのか〉
さて、映画「ボヘミアン・ラプソディ」だが、生い立ち・容姿に劣等感があったとされるフレディーがその非凡な歌唱力・声量とビートルズにも迫る曲作りの才能で、率いるクイーンを世界トップのバンドとなるまで駆け上るサクセスストーリーがおもしろいだけではない。もちろん名曲の数々が楽しめるというのもあるが、フレディーを演じるラミ・マレックのその悲哀を感じさせる表情、演技が何とも素晴らしい(歌もうまいが)。洋画に疎い私は知らなかったが、もともと知られたアメリカの俳優らしい。実物のフレディーが純粋な欧米人でない(インド系イギリス人)のと同様に、ラミ・マレックはエジプト系アメリカ人だ。かなり似せてはいたが、ラミはフレディーほど長身でなく脚も長くはないようだ。眼はフレディーより大きく、長髪時代の彼はフレディーというより、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーによく似ていたと思う。
最初はフツーに女性の恋人がいて「あれ?」と思っていたら、ストーリーが進むにつれてバイセクシュアル、ゲイと変化していったように見えた。男性同士のキスシーンも何度かあり、やれやれという気もしたが、(そのケのない)演じる男優も大変ですね・・・。まぁ、天才は得てして変わった「性癖」があるようで・・・。

まさかの2年連続マッカートニー

2018.11.18

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(22)
昨年4月来日して次は来るとしたら早くても2019年だと思っていたら、まさかの2年連続という嬉しい誤算である。全盛期の若々しい甲高い声が出なくなったポールのコンサートを見るのは一抹の寂しさはあるものの、ビートルズマニアとしては行かないわけにはいかず、2夜連続で参った次第だ。
声が出にくくなった分をシャウトで補完している感は否めなかった。まぁ、76歳という年齢に鑑みれば、やはり超人的で、さすが20世紀最大の音楽家たるパフォーマンスである。
パフォーマンスだけではない。今回のコンサートでもその中から数曲歌ってくれたが、新作アルバム「Egypt Station」を引っ提げての来日コンサートだ。驚くのは、「Egypt Station」が、36年振りとなる全米ビルボード・チャート1位を獲得したということだ。1982年の「Tug of War」以来実に36年ぶりという。ビートルズ解散後もソロで次々とヒット曲を量産したポールもさすがにこの30年間は、No.1から遠ざかっていたが、見事としか言いようがない。70歳代半ばにしてこの創作力、まさに神憑りだ。
さて、本コンサートでの演奏曲は、ここ何回か来日時のものと大きな変化はなかった。ごっそり曲を変えるというのは準備等で困難なのだろう。今回演奏した曲以外にも大ヒット曲や有名な曲(ビートルズ、ウィングス、ソロ)は多数あるんだけどなぁ・・・。
以下は、セットリスト。

1.A Hard Day’s Night
2.Junior’s Farm又はHi, Hi, Hi
3.Can’t Buy Me Love又はAll My Loving
4.Letting Go
5.Who Cares
6.Got To Get you Into My Life
7.Come On To Me
8.Let Me Roll It
9.I’ve Got A Feeling
10.Let ‘Em In
11.My Valentine
12.Nineteen Hundred Eighty-Five
13.Maybe I’m Amazed
14.I’ve Just Seen A Face又はWe Can Work It Out
15.In Spite Of All The Danger
16.From Me To You
17.Love Me Do
18.Blackbird
19.Here Today
20.Queenie Eye
21.Lady Madonna
22.Eleanor Rigby
23.Fuh You
24.Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da
27.Band On The Run
28.Back In The U.S.S.R.
29.Let It Be
30.Live And Let Die
31.Hey Jude
アンコール
•Yesterday(10/31のみ)
•I Saw Her Standing There
•Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (reprise)
•Helter Skelter
•Golden Slumbers/Carry That Weight/The End

今回、少し驚いたことは、全部で4回公演したが、あの「Yesterday」を演奏したのは、最初の10月31日だけで、あとの3回ではスキップされたことだ。ポール=ビートルズの代表曲(ある年齢以上の日本人なら殆どの人が知っている曲)の「Yesterday」「Hey Jude」「Let It Be」の一角が遂に崩れた気がした。
毎回同じような曲が演奏されるなぁと思いつつも、沢田研二のようにヒット曲を殆ど披露しないコンサートよりもはるかにファンとしては有り難いと感じるものである。
東京ドームに2回参ったのだが、さすがはポールのコンサート、そこにはとてつもない大物日本人アーチストが観客として来ていたのを目撃した。一人はあの永ちゃんこと矢沢永吉(冒頭の写真:中央で右手を振っているメガネの男性)、もう一人はXJAPANのYOSHIKIだ。当然これら人気スターが座席に案内される(もちろん最前席)と、回りの一般客にざわめきが起きていた。更に、湯川れい子も目撃した。ほかにもテレビによく登場するような有名人が何人もいたことだろう。

良識あるノーベル委員会

2018.10.14

・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の社会論(22)
今年のノーベル平和賞は、紛争下の性暴力の根絶に尽力したコンゴの婦人科医師とイラクの人権活動家の女性が選ばれた。誠に良識ある決定で、ノーベル委員会に拍手を送りたい。
と思うのは、テレビ等の報道で、今回の平和賞の最有力候補に、南北朝鮮のトップと米国のトップが名を連ねていて、もしこういう人達が選ばれたらノーベル平和賞の価値は途方もなく下落するのではないかと危惧していたからだ。自己保身のため実の兄を殺す人間、外国との約束を何度も反故にする国家のリーダー、そして自国第一主義を旗幟鮮明にして国民を抱き込んでトップに立った男・・・。彼らに、我々「世界市民」がお手本となるような、利他的で清廉潔白な、尊敬できる素晴らしい人物像は浮かんでは来ない。今までも受賞者の中には、特に政治家の場合は毀誉褒貶がつきまとうことは多々あったが、彼らには「負」が多い。  
最近の受賞傾向は、国際政治をよい方向に誘導する意図もあるらしい。もし北朝鮮のリーダーにノーベル平和賞を授与したら、以後は受賞の栄誉を汚すことなきよう、平和政策に邁進してくれる可能性は大いに高まるだろう。しかし、それでは、泥棒にカネ渡してもう泥棒しないでねと言うのと大差ないではないか。


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B型肝炎ワクチンが足りない!

2018.09.29

・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(27)
私の診療所では、ほぼ毎日、小児の予防接種を行っている。ところが、つい最近困った事態が生じた。当院で接種しているA社のB型肝炎ワクチンが供給できなくなったと。その理由は、熊本地震で製造棟が被害を受け、新製造棟が安定的に製造・供給開始できるまで半年もかかるということであった。
現在認められているB型肝炎ワクチンはこのA社のものとM社のものがあるが、M社のものはこれまで納入実績のある医療機関しか売ってくれないという。
行政側のスタンスは、A社・M社のワクチンを合わせたB型肝炎ワクチン全体としては安定的供給が可能だと。
B型肝炎ワクチンは、1歳に至るまで(標準的には生後2か月~9か月)の間、公費で接種することになっている。今の状態では、当院のようにA社のワクチンだけを納入していた医療機関では今後半年間は接種できなくなる。当該ワクチンの公費接種期間は短く、この間を逃すと高額な自費負担となり、不公平感が否めない。
以上のことから、行政に次のことを求めたい。
①M社に、納入実績のない医療機関にも当該ワクチンを売るよう行政指導する
又は
②公費期間に受けられなかった小児に、1歳後も公費で受けられるよう救済措置(日本脳炎ワクチンで行っている)を講じる

女医を増やさないのがよいのか

2018.08.30

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(26)
高級官僚息子裏口入学に端を発した、東京医科大学入試での女性差別問題が江湖の話題となっている。
確かに病院サイドの「女医は出産・育児で休職・離職することが多いため現場は医師不足増大に」という理屈は理解できなくははない。更に言うと、女子医学生は、夜、緊急で呼ばれる確率の高い、患者が亡くなることが多い、いわゆる「キツイ」診療科を敬遠する傾向が(男子学生より)高く、診療科偏在の軽減といった意図もあったに違いない。 
おそらくこのような「性差別」は、東京医大だけでなく、他の医学部でも多少はあるのではないかと推測する。
果たして男性医師が多く女性医師が少ない医療現場が望ましいのか。そもそも、医療とは人間と触れあい人間に寄り添うもので、基本は保育士や介護士のように他人様の「お世話」をする業種だ。保育士・介護士のように(看護師だけでなく)医師だって女性が多くいてよいのではないか。
医療において男性が女性より優れているという点は、実は乏しい。男性が勝る筋力は殆ど不要。力の要る、動けない患者さんの移動は、スタッフに助けてもらう。医師に必要な体力は筋力ではなく、長時間仕事を続けられる持続力であり、そういう能力は実は女性のほうが優れている。(そもそも神は「再生産」する能力を女性に賦与していることからして女性のほうが男性より持続力という体力は高いことがわかる。現に女性のほうが長寿ではないか)
「キツイ」科の代表の外科だが、手術だって、強い筋力は無論不要だし、手先の器用さに男女差があるとは思えない。むしろ一般的に女性のほうが指先が細く、細かい手技は女性のほうが有利ではないかとさえ思われる。
学力も女子学生のほうが男子より高いらしい。もともとの能力は同等だろうが、医師になろうとする意欲・真面目さが女子のほうが高いことの現れだろう。
結局のところ、女医が結婚・出産しても同じ仕事が続けられるような環境作りを大学医学部、病院、更には行政が怠ってきたことが今回露呈したのではないか。
どうしても「経営」を考えなくてはならない私立大学や私立病院だけで問題解決は困難である。政治・行政が、女医の比率の高い諸外国の例を参考にするなどして、院内保育所の充実整備に助成する等の対策を講じてほしい。
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以上のような意見を朝日新聞「声」に投稿したところ、久しぶりに採用された。ただ、字数制限で圧縮され、表題も変わった。他の3人の意見も頷けるものなので、合わせて掲載します。

腰痛対策―「これだけ体操」のすすめ

2018.07.22

・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の医療論(25)

毎日の診療で「腰痛」はしょっちゅう出くわす。整形外科は標榜していないのだが、内科疾患のついでにという患者さん、時には「腰痛」主訴の患者さんもいらっしゃる。後者の場合、近くに整形外科がないので、近くの当院に来たというケースだ。
万が一腰椎に腫瘍でもあったら大事なのでレントゲン検査はするが、まず重い疾患はない。だいたい、寝方の指導(仰向きはやめて横向きに寝るなど)や消炎剤湿布、鎮痛剤内服薬で治っていく。
自分自身、腰痛という経験はめったになかった。たまに起床時歯を磨いてうがいして腰を曲げるとき痛いことはあった。しかし、その朝のみで症状は消えてしまう。
ところが、今回、人生初めての「まともな腰痛」に嘖まれる羽目となった。腰を曲げると痛い症状が何日も続く。湿布では短期的な軽度改善のみ。
そんなときにちょうど定期的な人間ドックがあった。CT検査では、以前からある腰椎の曲がりがある程度でシリアスな疾患はない模様。最後に、診察してもらった医師から東大病院22世紀医療センターの「これだけ体操」のことを教わる。
自宅に帰ってさっそくネットでこの「これだけ体操」を学習して実行してみた。確かに効果がありそうだ。とにかくどこでもいつでも簡単にできるのがいい。(この体操でもそうだが、膝の裏を伸ばす運動は腰痛にいいというのも、何かのテレビ番組で紹介されていた。)
 病気を治すといえば、すぐ薬剤に頼るのが、一般人のみならず我々医療者の悪い習癖だろう。健康度を高めるには.食事・睡眠・運動(体操を含む)が重要だとつくづく思う。中学・高校では、受験科目の英語や数学の陰に隠れて存在感の薄かった保健体育や家庭科(食事・栄養のことを学ぶ)が実は重要な科目だったのだと今になって思うことよ。
〔「これだけ体操」は東大病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座のウェブサイトで動画も含めわかりやすく紹介されている〕

「人生100年時代」の勉強法

2018.06.24

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の勉強論(12)

最近相次いで中高年向け勉強法の雑誌が刊行された。PHP研究社の月刊誌「THE21」とプレジデント社の隔週誌「PRESIDENT」だ。主に40歳代以降のビジネスマンを読者層と考えての記事が多いが、ビジネスマンでない私にも多いに参考となり、勉強意欲を掻き立てるものである。
多数のアンケート結果が掲載されている。例えば、学んでおけばよかった教養・今後学びたい教養のランキング。ビジネスマン対象だけに、財務会計、経営学、ITが当然上位だが、それらを押さえてぶっちぎりトップは「英語などの語学」であった。ほかに目立つものとしては、50歳代・60歳代で今後学びたい教養として「歴史」が上位にランクイン。私は、語学のほうは英検1級等かなり勉強したが、歴史の勉強は不完全燃焼であるため、このアンケート結果に多いに頷く。
ほかに興味をひく記事としては、2人の有名医師による「脳に良い食材・悪い食材」がる。やはり、いいものは、納豆、魚、ヨーグルト、コーヒー、チョコレート、野菜(いも類を除く)など、まぁいわゆる健康にいい、動脈硬化予防食材が掲げられている。逆に悪いものは、白米・白パン、菓子類、ジュース、ベーコン・ハム・ソーセージ、インスタントラーメン、とうもろこし、じゃがいもなど、私が毎日生活習慣病の患者さんに食べるなと忠告する食材とぴたり一致している。
もう一つ印象に残る記事は、私立大文系卒の小学校教師でありながら、なんと41歳で国立大医学部に入り、47歳で医師になった木村勤氏のことが紹介されているものだ。この方に比べると、33歳で再入学、39歳で医師になった私なんか「若僧」(笑)だ。現在60歳代終盤になられて精神科医の院長としてご活躍中。尊敬に値する先生だ。

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