教科書1回読んで歴検合格(2級ですが)
・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の勉強論(23)
〈歴史への興味が再燃〉
「中年検定マニア」として数々の検定試験を受けてきた私だが、世界遺産検定を制して(2022年7月マイスター合格)から小休止していた。「地政学」の本を読んだりするうちに歴史への興味が再燃、久々に歴史検定を受けてみようかという気分になったのである。
〈検定マニア復活か〉
歴史検定といえば、もう十年以上も「参戦」していない。このホームページの「中年検定マニア」の項を見てみると「中年検定マニア2011年の実績」を最後に全く更新がないことに忸怩たる思い。歴史検定の何級まで受かっていたか、記憶が定かならず。本項を読んで、世界史も日本史も3級は受かっていることがわかった。ということで、世界史2級を受けることとし、「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」という本と過去問題集を購入。前者は、確かに読みやすい。敢えて年号をいれない方針らしい。後者の過去問を2年分くらい解いてみたが、合格ラインの6割はやや厳しい感じがした。
〈「合格」の2文字は嬉しい〉
仕事多忙(←言い訳)もあり、結局当該教科書を1回読んだだけで本番に突入。11月26日(日)、試験会場である東京の東洋学園大学に参上した。受検者層だが、私のような中高年は少ない印象。試験問題は、過去問よりやややさしく思えた。「一度読んだら・・・」の成果だろうか、ただ、試験には年号がらみ問題もいくつかあって年号無しの教科書では通用しなかったものもある。問題は50問あり、45問が選択式、5問が記述式(といっても単語)。最も悔しかったのは、(得意の中国史?で)『「愛新覚羅( )」の空欄にあてはまる名を漢字2字で記せ』に対し、「溥儀」の「溥」の字にくさかんむりを付けてしまったことだ。う~ん、蛇足だった・・・。
ともあれ、1月11日に合格通知が届いた。よし、次回は1級を目指そうか、ついでに日本史2級も、などと考え始めている。