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もしも警察官僚になっていたら

2016.12.18

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・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ論(11)

〔各省庁のキャリアへの就活〕
国家公務員試験上級甲種(→Ⅰ種→総合職)に合格しても、直ちに○○省勤務というわけにはいかない。会社訪問と同様に官庁訪問し何度も面接して内定を頂かなければならないのだ。このときに学歴差別があり、「東大卒」が当たり前の霞が関では早稲田等一流大でも私大卒は苦戦するらしい。現に試験に受かっても省庁から内定をもらえなかったという若い方に最近会った。私が「就活」した三十何年も前ならともかく、最近でもそんな状態とは・・・・。旧態依然の「お役所」らしい。
〔私の中央官庁就活〕
さて、テレビドラマ「キャリア」をほぼ毎週観て、「もし農水省でなく警察庁に入っていたら」などと非現実的なことを考えた。官庁訪問していた頃、私の第一志望省庁は通産省(通商産業省、今の経済産業省)だった。なにしろ、官僚を目指したきっかけは城山三郎の「官僚たちの夏」を読んだことだ。同作は、2009年、佐藤浩市主演でTBSテレビドラマ化されたが、当時の若い私は、国家のために粉骨砕身する通産官僚に単純に憧れたものだ。しかし、官庁訪問学生用控え室がいつもいっぱいのスター官庁、人気官庁―通産省―から採用内定はもらうのは至難の業。
結局、訪問して感触のよさそうだった農林水産省、労働省、会計検査院などから.農水省を選択した。実は、官庁訪問していた頃、京都大卒で高校の先輩の警察官僚の方から勧誘とも思われるお手紙を頂いたのだ。その先輩に頼れば警察庁から採用内定をもらったかも・・・。当時の私は、「ケーサツ、う~ん、犯人を追っかけるなんて怖くてできないなぁ」という不安や「通産省や農水省のような経済官庁でないから、産業、業界を持たないため天下り先もなさそうだなぁ」という誠に打算的な思惑などから警察庁は志望省庁外であった。その先輩を頼ることなく、一度だけ訪問したと記憶している。学生担当の方が「ほう、東大『工学部』かね!」とたいそう驚いてくれたことが印象に残っている。
〔テレビドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」〕
後に聴いた話では、キャリアの警察官僚が犯人を追っかけることはなく、そういう仕事はノンキャリアのベテラン刑事がやってくれるとのこと。ドラマ「キャリア」でも、強面(こわおもて)の高嶋政宏が好演するノンキャリ刑事が、事件現場にしゃしゃり出てくるキャリア署長(玉木宏)を迷惑そうに諫めるシーンが毎回出てくる。実際、キャリアの場合、30歳くらいの若さで署長になるが、現実的には玉木宏のようなイケメン署長はいないだろうし、事件現場に度々現れるキャリア署長はいないだろう。
〔映画「64(ロクヨン)」〕
そういえば、今年は、警察内のキャリア-ノンキャリア対立をも描いた映画として「64(ロクヨン)」があった。群馬県在住の人気作家横山秀夫の作品の映画化だ。これも主演は佐藤浩市だが、ノンキャリ刑事役だ。舞台のモデルは群馬県警と思われるが、具体的な県名は明かしてはいない。その県警の中でキャリア役は3人だけ登場している。トップの県警本部長(椎名桔平)、県警警務部長(滝藤賢一)及び若手(柄本佑)だ。映画の中では県警本部長は、まるで県警内の天皇陛下のごとくたいそう偉く描かれていた。十数年前、総務庁(現総務省。そこには各省庁からの出向者の寄り合い所帯の部署があり、彼は警察庁から、私は農水省から出向していた)時代に同僚だったTさんという方が群馬県警本部長に着任していた。おの腰の低かったTさんがこんな偉い扱いを受けていたのかなぁと思わざるをえない。もし、私が警察官僚になっていたら、どこかの県の県警本部長になれていたかしら。まぁ、少なくとも県警№2の警務部長にはなれただろう。いつも少しイヤな脇役を演じる滝藤賢一がこの映画でも彼らしさを遺憾なく発揮していた。(つい最近では高視聴率TVドラマ「ドクターX」で外科医「世界のキタノ」を演じた。)
〔もしも警察官僚になっていたら〕
警察庁は、各省庁の中で最も階級差別の激しい「役所」らしい。労働組合の強い農水省では、さほどのエリート扱いをされた感がしなかった(←こう言うとノンキャリの人に叱られる)が、警察庁に入庁していたら、玉木宏や滝藤賢一のごとく若くしてエラくなっていたことは確かだろう。そうすると、仕事-地位に満足して官僚を続けていたかも?