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夏は、やはり戦争関連・・・(2)

2013.09.01

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ評(5)
〈テレビ〉
●テレビ朝日「二十四の瞳」:昔から何回も映画化・テレビドラマ化されている。今回は、大石先生を演ずるのは松下奈緒。おおまかなストーリーは知っていたが、当時の瀬戸内海の田舎の様子が再現されていて、ついつい最後まで観てしまった。やはり、戦争に行って亡くなったり、失明したりした男子生徒のことを思うと、いったいあの戦争はなんだったのだろうという気がしてしまう。
●TBS「生きろ」:緒形直人演ずる、戦時中の沖縄県・島田知事の物語だ。当時、こんな気骨のある官僚(当時は、住民の選挙ではなく、中央から選ばれた官僚が知事として派遣されていた)がいたとは、全く知らなかった。おそらく、私だけでなく、多くの日本人もこの「偉人」を知らなかったのでは。島田知事を主人公としたドラマがもっと作られていいと思う。
●BS日テレ「火垂るの墓」:野坂昭如原作の有名作品。実写版で、松嶋菜々子、井上真央など有名どころが出ていた。暖衣飽食の今の日本人の子供達に見せてやりたい。ジブリでもあるようだが・・・。
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映画でもテレビドラマでも、戦時中の一般国民の生活は悲惨なものであったことが伝わる。そして多くの国民の心根は好戦的ではなかった・・・。日本は、なぜ無謀な太平洋戦争にまで突進してしまったのか。日露戦争、日清戦争にまで遡って勉強する必要がある。明治維新以降の近現代史を深く勉強することが肝要であると痛感する。

「おしん」にはまる

2013.07.31

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ評(4)

今年1月からNHKBSプレミアムで毎週日曜の朝、あの「おしん」が再放送されている。1回につき6回分すなわち1週間分が放映される。
今からすると信じられないほどの高視聴率を叩き出した、まさに国民的ドラマといえよう。昭和58年の作品だが、当時海外でも好評を博したらしい。現に子供のとき「おしん」を観て日本に興味を抱き、来日している外国人もいるようだ。
なぜこの再放送をみることとしたか。私はリアルタイムでこのドラマを観たことがない。昭和58年といえば、忙しい官僚時代まっただ中であり、とても連続ドラマなど観る余裕はなかった。覚えているのは、当時在籍した課の中で、昼休みに放映の時間になると、「おしんちゃんが始まるよ~」と同日の再放送(当時も12時45分からだったか)を観るノンキャリアのおじさんたちのことだ。当時20歳代の私は、そんな人気ドラマに興味はなく、昼休みも忙しく仕事をしていた。
いま、30年を経てBSプレミアムで再放送があると知り、あれだけ話題になり、社会現象まで起こした番組だし、日曜の午前なら(観る)時間もありそうだと、1月の初回から観始めた次第である。
山形の極貧の小作に生まれながら、自らの才能と努力で成長し、居住地も職業も変わりつつ活躍していく「おしん」に眼が離せなくなった。意外だったのが、これで一躍有名になった小林綾子が演じる少女時代の期間が短かったことだ。私のイメージでは、田中裕子より小林綾子=「おしん」だったのだが・・・。そういえば、韓流時代劇の「チャングム」も「イ・サン」も「トンイ」も、子役の演じる主人公の幼少時代は短かったしなぁ・・・。
やはり小林綾子演ずる少女時代の不憫さには思わず涙を誘うものがあった。米はもちろん麦飯より貧しい「大根めし」が何度も登場した。私も、四国の山奥の豊かでない農家で育ったが、幼少時代、100%お米のご飯は何だかのお祝いのときだけで、通常は麦と米が混ざった飯を食べていたことを覚えている。少し長じて小学生か中学生の頃になるとほとんど麦が消えて米飯を食べるようになったが、おかずは「すり大根」のことが多かった。大根を摺ったものに醤油をかけこれをご飯の上にかけて食べる。「おしん」の「大根めし」がどんなものかわからないが、こちらの「すり大根めし」は結構うまかった。今でもときどき食べたくなる。

上手な無資格医か下手な資格医か

2013.06.02

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ評(3)

ドラマも、スポーツ観戦も、バラエティー番組も、見始めると、ついつい観てしまうのがテレビ。もちろん、中には途中でつまらなく感じてしまうものも多いが・・・。仕事も忙しく、検定の勉強もしなくてはならない私は、ニュースや報道番組などなるべく限定して観るように努めているが、週に二つくらいは、まぁいいかなとこれら情報番組以外のものを観ている。
最近観たテレビ番組でおもしろかったのは、もう終了してしまったフジテレビ「カラマーゾフの兄弟」。ロシアの文豪の名作を日本版に見事に改変されていた。
今かかさず観るのは、日テレ「雲の階段」だ。あの渡辺淳一が原作。過疎の離島の診療所に勤める高卒の事務員が、天性の手先の器用のよさから、診療所所長の手伝いをしているうちに、上手に手術等医療行為ができるようになってしまうというものだ。やがて、無資格医であることを伏せたまま、東京の大病院の副院長まで昇って行く。
あのオバケ的視聴率をたたき出した「家政婦のミタ」の父親役・長谷川博己が、そのニセ医者を演じる。大友康平演じる診療所所長に、医師国家試験に出題されそうな医学的質問を訊かれ、すらすらと答えていくシーンがあった。技術だけでなく、医学的知識も勉強してしっかり身についているという設定だ。
確かに、医学知識は、教科書を読んで頭にたたみ込めば、誰でも身につくと思う。数学や物理学の難しい数式や論理を理解する能力も、英語やドイツ語の知識も、ほとんど要らない。医学部に行かなくても、「家庭の医学事典」をマスターすれば、手術のない内科系町医者(つまり私レベル)くらいにはなれるのではないか。いつだったか、ニセ医者が多数の健診を捌いていて発覚した事件が報じられていたが、健診くらい可能だということだろう。実際、このニセ医者が診た患者で不都合の生じた例はなかったらしい。
さて、このドラマだが、医学的知識のみならず、手術という技術までも、島の診療所所長に、わずか数年間鍛えられたくらいで、こんなにも習得できるものかなぁと感じる。島に赴任して来た本物の医師より上手に手術してしまうのだ。そもそも、外科医は10年くらい修行して(多くの手術を経験して)一人前になると聞くが・・・。まぁ、フィクションだから、おもしろければいいのだろう・・・。

「家政婦のミタ」をミタ

2011.12.23

・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ評(2)

〈なぜ高視聴率なのか〉
通常は忙しくて、いわゆる連続ドラマを観る余裕がない。しかし、20%台後半という高視聴率をたたき出している「家政婦のミタ」とはどんなドラマだろうという好奇心から後半から観ることとした。最終回は40%という信じがたい視聴率だった。なぜこんなに人気があるのだろう、私にはよく理解できなかった。NHK「坂の上の雲」のような壮大な戦闘シーンもなく、テレビ朝日「DOCTORS」のような手術シーンもなく、かかった予算は多くなかっただろう。極めてコストパフォーマンスのよいドラマではなかっただろうか。

〈不自然なドラマ〉
例によって「不自然」なことが気になった。まず、不倫で妻を自殺に追いやった父親はとんでもないヤツだが、子供が4人もいて、自殺するだろうかということが挙げられる。しかし、精神状態が異常を来せば、つまり、心の病気となれば、残された子供のことを忘れてしまうのはあり得るだろう。
最も変だなぁと思ったのは、会社をクビになった分際ながら、なぜあんないいお家に住み続けて、家政婦を雇っておけるのかという点だ。職探しに高級住宅地から家政婦に見送られて4人の子供と出かけていく、なんてシチュエーションが今の日本にあり得るだろうか? ふつうならば、家政婦を辞めさせ、ぼろアパートに引っ越し、最年長の長女はアルバイトでもして家計を助けるものだろう。
そういえばあの「ダメ親父」役を好演した俳優・長谷川博己は評価が高いらしい。ただ、34歳の彼は、高校生の父親役にしては若すぎる。失職する前は一流会社のエリートサラリーマンという設定だったようだ。とすると、大卒で、いくら早く結婚して子供が産まれたとしても、23、4歳にはなるはずで、その子が高校生の年齢なら現在アラフォーだろう。とてもその年齢には見えない。大変ムリがあったと思う。

〈三田灯も不自然のかたまり〉
やはり「不自然」といえば、松嶋菜々子演ずる主人公三田灯の「スーパー家政婦」ぶりである。家事全般パーフェクトというのは許せる。その道のプロだから。ただ、家事以外のことで、「超人」ぶりを発揮しすぎだ。阿須田家の子供達に、難しい「言葉」について何を訊かれても広辞苑顔負けの回答を即座に発する。もちろん学校の算数などの勉強についても難なく答える。ゲームでも子供達はかなわない。バスケット部所属の中学生の長男とバスケットで対戦しても、あっさり圧勝する。極めつけは、三田の履歴書に書かれてある、「英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、インドネシア語、・・・」8言語の検定すべて1級保持者ということだ。これには笑ってしまった。テレビのスタッフは検定1級の難しさをどのくらいわかっているのだろうか。(英語と数学以外なかなか1級が取れないでいる私のヒガミか?)

「公務員ドラマ」がおもしろい

2009.09.13

・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ評(1)

今、TVで2つもの「公務員ドラマ」が放映されている。一つは、TBSテレビ日曜午後9時~「官僚たちの夏」、もう一つはNHK土曜9時~「再生の町」だ。前者が国家公務員版、後者が地方公務員版だ。ドラマといえば、恋愛もの、青春もの、学校もの、刑事もの、そして医療もの(あと、刑事ものに若干カブるが、検事や弁護士が主人公の法廷ものがある)といったところが定番のような気がするが、公務員ものは極めて珍しい。

公務員が主人公の作品で思い出されるのは、古くは黒澤明監督の映画「生きる」、やや最近では「県庁の星」(小説、漫画、映画)であろう。私は、後者は観ていないが、前者はリメイクされたものをテレビで観たことがある。メインテーマは、公務員がどうのこうのというより、末期癌の人間の生き様、ヒューマニズムだったように思う。2006年6月、私が初めて日テレ「太田総理」に出演した際、共演者のある男性が、同じ共演者の数名の現役東大生(官僚志望)に向かって「君たち、黒澤明の「生きる」を観なさい」と連呼していたので、いつか観ようとは思っていたものである。官僚志望の彼らに観せたがっていたこの男性の真意がよくわからない。

さて、「官僚たちの夏」。このドラマは、始まる前からとても楽しみにしていたものだ。TBSも、前宣伝にチカラ入れていたし、実際、時代セットも含め大変よくできている。キャスティングもすごい。佐藤浩市、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、杉本哲太、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也・・・よく見る役者ばかりだ。しかし、視聴者はクールだねぇ。視聴率が初回こそ(前宣伝のためか)14.5%あったが、以後はどんどん減少し、この数回は7%台に落ち込んでいる。とても残念だ。官僚バッシング吹き荒れる昨今、かつてはこんな情熱を持った官僚たちがいたことを多くの人たちに知ってほしいと思うのは私だけではあるまい。

そもそも、城山三郎原作「官僚たちの夏」は、私が、東京大学工学部生だった22歳の頃、官僚を目指すきっかけの一つであった。当時発刊されて間もない頃、経済学部の友人に薦められて読んだものだ。そして、国家公務員試験に挑戦しようと決意した。専門外の経済学を半年ほど必死に勉強した。当然、希望省庁は通産省(正しくは通商産業省。今は経済産業省)だったが、ハードルは高く、ふられた。言い訳だが、霞が関トップクラスの人気官庁だったばかりでなく、「工学部卒」の人間を事務官として理工系出身の技官より人事上優遇することができないという考えもあったように思う。霞が関ムラでは、法律・経済出身の事務官が優位であることが当然視されている。ちなみに、各省庁の採用は、人事院の行う国家公務員試験とは別建てで、当該ドラマ「官僚たちの夏」の中でもあったように、人事担当官との面接でのみ決定されるのだ。

30年前は単行本だった「官僚たちの夏」が、数年前文庫本で出ていたのを、書店で見つけ、なつかしくなり、すぐ購入し、読破した。やはりおもしろかった。あれから数年、まさかTVドラマで登場するとは予想外であった。

このようにウン十年ぶりに世の中に再登場した作品といえば、本年1月~3月、日テレ土曜9時~に放映された「銭ゲバ」だ。原作はジョージ秋山の漫画である。「デスノート」のエルや「デトロイトメタルシティー」のクラウザーⅡ世とまた違った役回りの蒲郡風太郎(がまごおりふうたろう)をカメレオン俳優・松山ケンイチが見事に演じていた。私個人としては、「世の中カネだけではない」ということを教育する「反面教師」として、この不況下、多くの人がゼニに走るご時世に、誠に時宜を得た作品だと思うのだが、平均視聴率は10%足らずであった。更に、噂によると、人を殺す場面(設定)が多く(実際のそのシーンはほとんど出ない)残酷であるという理由で、PTAのおばさま方の苦情を受け、11回放映予定が9回に削減されたという。原作では、この蒲郡風太郎、終盤、ゼニのチカラでとうとう国会議員になる。政治家の腐敗した実態を知る私としては、この極めてリアルな話を放映してほしかった。原作どおりでなかったことが至極残念である。

それにひきかえ、同じく日テレ土曜9時~に以前放映された仲間由紀恵の「ごくせん」の異常な人気はなんだろう(平均視聴率28%だと!)。私は「ごくせん」は好きでない。言葉遣いが悪い、必ず殴り合う暴力シーンがある(おまけにストーリーも脆弱で稚拙)。こんな番組が大人気の平均的日本人の知性を疑う。なんで「銭ゲバ」がダメで、「ごくせん」はよいのだ?
〔私は、西日本出身者であるためか、「~ない」を「~ねー」、つまり「ai」を「ee」と発音するのはとても下品に聞こえる。たとえば、「知らない」を「知らねー」と言われるとひどく汚く感じる。西日本人(関西人)なら「知らん」、つまり「anai」を「an」と発音する。「行かない」を「行かん」と言う。古語の否定の助動詞「ぬ」に由来する。関西の言葉が日本語として正統なのだ。〕
「公務員ドラマ」から話が広がってしまった。もう一つの「再生の町」、これも秀作だと思う。財政破綻に直面した一地方都市を再生させるために奮闘する、市役所職員たちの姿を描いた物語である。主人公役の筒井道隆が熱演している。財政再建のため、病院や福祉施設の切り捨てまでをも考える公務員の苦悩がよく表現されていると思う。「地方公務員」といえばお気楽稼業と思われがちだが、こういう真摯な方々もいるのだろう。

ちなみに、私らの少年時代の大スターだったグループサウンズ、ザ・タイガースの名ベーシスト岸部一徳が、2006年フジテレビ「医龍」の野口教授役に続き、「再生の町」の中で重要な役をこなしている。沢田研二ほどのルックスに恵まれず、若いときは人気のなかった彼が音楽以外で役者としての才能を開花させているのだ。


【ついでに】
私は、なるべくTVドラマを観ないように努めている。なぜなら、観始めると、やめられなくなり、毎週観なくてはという、くだらない義務感が生じるからである。厳選し、週に1本か2本までとしている。この5、6年では、半年ものの「白い巨塔」(2003年~2004年フジテレビ)は原作が有名過ぎるので別として、2008年フジの「風のガーデン」が最高傑作だったと思う。名優緒形拳の「遺作」というだけでなく、末期癌の麻酔科医役の中井貴一の演技が光っていた。

現在放映中のドラマで上記2本の「公務員ドラマ」以外に、もう一つ観ているものがあった(あ、3本になっちゃった)。やはりフジで火曜9時~「救命病棟24時」だ。職業柄、つい「医療もの」は観たくなってしまう。このドラマは多くの人に観てほしい。救命救急の現場の重要性、大変さを理解できない国の施策の貧困さを訴える場面が多々あり、心底共鳴している。このドラマを観て救急医を目指す医学生が増えることを願うが、それより、世論を高めて、救急医の待遇改善を政治のチカラで実現し、せめて現役の救急医が辞めないような医療環境になってほしいものだ。

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