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もう1人の「怪物」ミック・ジャガ-

2014.03.21

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・・・・・・・・・河辺啓二の音楽論(7)
〔ポールの後、すぐにストーンズが来てくれた!〕
Paul去り、次はStonesかな、でも1~2年先のことだろうと思っていたら、まさかの(Paul来日からわずか3か月で)来日。8年ぶり6度目の来日公演(『14オン・ファイアー ジャパン・ツアー』)である。
Mick Jaggerも御年70歳!これが最後の日本公演の可能性が大きいだけに「見納め」のつもりで東京ドームに行って来たが、観た後、これが「見納め」でないような気がした。
〔今回も見(魅)せてくれたミック・ジャガー〕
鋼(はがね)のような無駄肉のかけらもない引き締まった肉体と、相変わらずステージの端から端に駆けて行く若さ、そして全く衰えのない大声量の歌と、8年前観たときと何ら変わりがないのには驚いた。少々顔の皺(しわ)が増えたくらいか。これならあと5年はいけそう、ということは、数年後また日本に来てくれるのではないかと期待せざるを得ない。
実を言うと、昨年秋のポールの声を聞いたとき、さすがに往年に比べるとところどころかすれるのに気づいた。もちろん、70歳超えているのだから仕方ない。ポールの曲はキーの高い曲が多く、原キーにこだわっているポールの姿勢はすばらしいが、20歳代のときの声と比較するのは酷だろう。(実際、ビートルズのコーラスは、低音部をジョン、中音部をジョージ、高音部をポールが受け持つことが多かった(「ツイスト&シャウト」など)。ポールの代表曲の1つ「ゲットバック」などもカラオケで原曲で歌うとキーが高く結構難しいことに気づかされる。)
ミック・ジャガーの歌う曲は、実はキーがあまり高くなく、その点、年を取っても、往年と同じように歌いやすいというのもあるかもしれないが、それにしても、50年近く前とほとんど変わらない歌声なのは「怪物」に値する。3ステージとも歌った「ドゥーム・アンド・グルーム」は2012年発表の「新作」だが、70歳目前で作ったわりに激しいシャウトの曲で驚嘆してしまう。
〔キースは、ちょっと老いたかな?〕
ミックに比べ、「老いたな」と感じたのは、キース・リチャーズだ。若いときから麻薬でトラブルが多かったためか、容貌はかなりの老人に見える。ギターを弾く手には「ふしくれ」が目立った。若いときのようなギターテクニックが見せられなくなったのだろうか、「サティスファクション」「黒くぬれ」などの超代表曲以外のときは、メンバーでは「若手」のロン・ウッドのほうがよくリードギターを弾いていた印象だ。
〔チャーリーのスティックを取り損なった!〕
 ドラムのチャーリー・ワッツは、最年長72歳、ドラムさばきは健在だったと思うが、メンバー紹介で壇上に歩いてくる姿はさすがに好々爺風であった。初日の公演のTVニュースで、公演後インタビューを受けた小学生の男の子が「ご高齢の方々なのにみんなすごいと思いました」と答えていたのには笑ってしまった。
このチャーリー・ワッツに関して、私は「痛恨の失敗」をしてしまった。最後の公演の最後の曲「サテスファクション」の演奏が終わった後、チャーリーは、ファンサービスだろう、使っていたスティックをそれぞれ私らのいた客席に向かって放り投げてくれたのだ。ところが、私は、ミックやキースのほうに気がとられていて、そのことに気づかなかった。ふと私のちょうど足下に何やら棒きれのようなものが転がっていて「何でこんなものが???」と思っていたら、私の左隣の妻の更に左隣の中年男性が猛然と強引に妻越しに手を私の足下に伸ばして私が踏んでいたその棒きれを抜き取ろうとしたのだ。お人好しの私は踏んでいた足をゆるめてしまった。その直後、その棒きれがチャーリーの投げたスティックであることを知り、地団駄を踏んだものだ。妻もそれまではわからなかったから、その男性の右への動きを阻止できなかったようだ。
〔舞台仕掛けは意外とシンプルだった〕
以前のストーンズの東京ドーム公演では、超巨大の女性型人形(「ホンキー・トンク・ウィメン」の演奏で膨らませていた)とか、巨大なビルを模した建物とか、結構コストかけているなぁと感じたものだが、今回はそのような「大道具」は一切使わず、わりと低コストで行われたと思う。もちろん、「大道具」なくても、彼らのパフォーマンスがすばらしいので、以前の公演となんら遜色はないだろう。
〔最も印象に残ったのは「無情の世界」〕
3回ともアンコールでは、フィナーレの「サティスファクション」の前の「無情の世界(You Can’t Always Get What You Want)」が演奏された。この曲は、1969年発表のアルバム「レット・イット・ブリード」収録の最後の曲だが、合唱団つきのこの曲は、当時十歳代の私のお気に入りの1曲だった。シングルでヒットしたわけでもないが、その後ストーンズのコンサートの必須曲となった。(「レット・イット・ブリード」からは、他にも「ギミー・シェルター」「ミッドナイト・ランブラー」と併せて3曲もコンサート必須曲が生まれている。)
これまで何度もストーンズのコンサートを観てきたが、原曲どおりの合唱からスタートしたことはなかった。それが、若い男女がずらりと二手に分かれて登場。イントロのコーラスが始まって、観客は大喜び。彼らは、洗足学園音楽大学の在学生・卒業生を中心とした合唱団「洗足フレッシュマン・シンガーズ」とのこと。美しいコーラスで「無情の世界」を彩った。「世界のローリング・ストーンズ」と「共演」とは、彼らはなんとラッキーなのだろう。
〔布袋寅泰登場にびっくり〕
いや、もっとラッキーな日本人がいた。最後の公演の「リスペクタブル」で、「今夜はとびっきりのスペシャルゲストがいます」と日本語でミックから紹介され、「誰だろう?ミック・テイラーは毎回登場しているし」と思っていたら、なんと布袋寅泰だった。顔はともかく、背も高いし、ギターも歌もなかなか、堂々たるものであった。布袋は、共演後、今回のゲスト参加について「The Rolling Stonesと一緒にステージでプレイできるなんて、ミュージシャンとしてこれ以上の幸せはない。未だに夢の中にいるようだ。この至福の夢を叶えてくれたストーンズの皆さんに心から感謝している」とコメントを寄せているらしい。
〔ビートルズとストーンズの音楽の違い〕
最後に、私たち世代が熱狂するビートルズとストーンズの音楽の違いを短く述べる。ビートルズは、名曲や美しい曲を数多く残してくれた。ストーンズはどうだろう。ビートルズよりナンバーワンヒット曲はずっと少ないし、「イエスタデイ」や「ヘイジュード」のようにほぼ万人が知っているような曲もない。しかし、彼らの音楽は「魂を揺さぶる」のだ。音楽のROCKとは、もともと「揺する」という意味(「岩」ではない)。真のROCKという意味では、ビートルズよりストーンズに軍配が上がりそうだ。
〔後日談:私たちは幸運だった〕
日本公演の後、マカオと上海での公演を終え、オーストラリア公演が始まろうとするとき、とんでもない悲報がストーンズを襲った。ミックの恋人の女性が自殺したと。ミックのショックがあまりに大きく、オーストラリア、その後のニュージーランドの公演はすべて無限延期となったらしい。もし、この悲報が日本公演の前だったら、私たちはストーンズを観ることはできなかっただろう。

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2月26日のセットリストは以下の通り。
Get Off Of My Cloud
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Wild Horses
Emotional Rescue
Doom And Gloom
Bitch (Fan vote)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Brown Sugar
Jumpin’ Jack Flash
Sympathy For The Devil
ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)

3月4日のセットリストは以下の通り。
Start Me Up
You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Angie
Doom And Gloom
Silver Train (Fan vote – with Mick Taylor)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Happy (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Jumpin’ Jack Flash
Sympathy For The Devil
Brown Sugar
ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)

3月6日のセットリストは以下の通り。
Jumpin’ Jack Flash
You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Ruby Tuesday
Doom And Gloom
Respectable (Fan vote – with Tomoyasu Hotei)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Sympathy For The Devil
Brown Sugar
ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)