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法医学ドラマがおもしろい

2019.07.28

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・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺啓二のTVドラマ論(14)
〔毛色の変わった医療ドラマが次々と・・・〕
今期の夜のテレビドラマでは、法医学ものが2つもある。
かつて医療ものと言えば、「白い巨塔」(多数あり)、「ドクターX」(テレビ朝日)など外科医が主人公というのが定番だった。しかし、最近は、産婦人科(TBS「コウノドリ」)、病理科(フジテレビ「フラジャイル」)、放射線科(フジテレビ「ラジエーションハウス」)と外科以外の診療科が舞台のドラマがどんどん作られていて面白い。これら全てが漫画を原作としている。まだテレビ化されていないが、麻酔科医が主人公の漫画も連載されており(「麻酔科医ハナ」)、これもいつかテレビドラマ化されるかもしれない。(残念ながら、私のような、開業医や内科医を主人公とするドラマは、医療ものとしてはつまらないのでお目にかからないなぁ--ちょっとした脇役ならよく出てくるけど)
〔法医学ドラマが面白くないはずはない〕
さて、今期の「監察医 朝顔」(フジテレビ)、と「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(テレビ朝日)だが、どちらもなかなか面白い。「サイン」のほうは、韓国ドラマが原作とのこと。さすが韓国はストーリーを作るのは頗るうまい。
刑事モノと医療モノは、昔からある程度視聴率が稼げる定番ドラマだという印象はある。人間の生死に関わるモノだし、何か事件があれば警察、何か病気があれば病院と、万人にとって無関係であり得ない警察と医療、つまり普遍性が高いからであろう。多様な人間ドラマが織り交ぜられるからなお面白い。
そう考えれば、両者の合体とも言える法医学ドラマがある程度人気を得るのは当然で、今回の両ドラマの視聴率は概ね高いらしい(人気女優 石原ひとみ[昨年『アンナチュラル』で法医学者を演じていましたな]や深田恭子主演の他ドラマに勝っている)。
さて、そもそもいわゆる「解剖」について、ネット情報をも踏まえて久々に復習してみよう。
〔解剖の種類と特徴〕
解剖には大きく分けて、系統解剖、病理解剖、法医解剖の三つがある。
○系統解剖は人体の構造等を習得するために、大学医学部の解剖学で、検体による解剖実習として行われる解剖のことをいう。私も、20年以上前の医学部3年生のときのことを思い出す。一般的に、このとき「医学生になった実感」を感じると言われる。確かに医学部以外の学部では殆どないだろう。(私が医学生のとき、隣で「人類学」専攻の学生が解剖していたように思う。これはかなり例外的だろう)
○病理解剖は、病死者を遺族の承諾の下、病理医が患者の死後すぐに大学病院あるいは基準を満たす病院で行う解剖のことで、「剖検」ともいう。死因をはじめ病変の本態、種類、程度や治療の効果及び影響等を解明するために行われる。私が内科の研修医のとき、何度も病理解剖を経験した。担当の患者さんが亡くなると、遺族に解剖承諾をお願いし、OKが出ると、疲労困憊の身体に鞭打って病理学教室への手配などに走り回ることになる。病理解剖の際の記録は、担当研修医の仕事だった。何しろ東大病院内科だから重症末期の患者さん(手術しても助からないなど)ばかりを何人も受け持っていたものだ。亡くなる直前は殆ど寝ないで対応していて疲労は高まっていたところに、立ったまま病理解剖の記録をさせられて、かなりしんどかった、辛かった思い出がある。
○法医解剖には、司法解剖と行政解剖(広義)がある。
行政解剖は、更に、監察医制度のある地域で監察医によって強制的に行われる監察医解剖(狭義の行政解剖)と、監察医制度のない地域で行われている承諾解剖に区分される。ちなみに、現在監察医制度があるのは、東京23区・大阪市・名古屋市・横浜市・神戸市の5都市しかないらしい。だから、これらの地域以外は同じ目的であっても、行政解剖(狭義)ではなく承諾解剖となる。
司法解剖とは、犯罪の疑いのある死体について裁判上の鑑定のために行われる解剖をいい、行政解剖とは、犯罪の疑いはないが死因が不明確な不自然死とか異状死体など、監察医が行う解剖をいう。司法解剖も行政解剖(狭義)も、検察官などによる司法検視や警察官による行政検視の後に行われるので、遺族の承諾は不要。司法解剖・行政解剖は、変死体(異状死体)の死因究明や死亡時刻の推定等が主たる目的で、法律に基づいて行われるので、強制解剖という(一方、遺族の承諾を必要とする承諾解剖や病理解剖を任意解剖という) 
私は、医師になってからは法医解剖を見る機会がないが、医学生のとき、何度か見学した。「法医学」という科目での実習だが、「解剖学」の解剖実習(系統解剖)と違って、何しろいつご遺体が運ばれて来るのかは教授でもわからない。このため、法医学教室に「本日●●時より解剖あり」の掲示があれば、手が空いている医学生は自由に見学に参加できるシステムだった。地下1階の解剖室だが、法医学の先生が淡々と解剖しながら所見を述べるのを見学したものだ。鋭利な刃物で刺されたご遺体などだったが、最も印象に残ったのは嬰児(えいじ。赤ちゃんのこと)だ。よくありそうな、若い母親がトイレか何かに放置したものだった・・・。